保育について

園の広場

つぼみぐみ【年間目標 ~運動機能の発達~ 】

 乳児期は運動機能が未熟ですが、目覚ましい発達をする時期です。運動の発達は、首座り→寝返り→座位→這う→つかまり立ち→つたい歩き→歩行というように、筋肉は頭から足の方へ順に発達していきます。一人ひとりの発達を把握し、その子に合った遊びを促して行動範囲を広げながら体を動かす楽しさを感じられるようにしていきたいです。また、移動が可能になると探索活動が活発になり、興味を持ったものを見たり触れようとします。音が鳴る玩具や感触ボードなどいろいろな玩具で五感を満たす遊びを楽しみながら手指の運動機能も高めていきたいと思います。

4月の目標

*園の環境に慣れ、一人一人のリズムで安心して過ごせるようにする。
*保育者と一緒に、好きな遊びやふれあい遊びを楽しむ。

ももぐみ【年間目標 ~人の関りと言葉~ 】

 保育者に見守られながら、一人遊びを十分に楽しむことを大切にし、少しずつ友達といることや一緒に遊ぶことの喜びを味わえるように促していきたいです。他者との関りがでてくると、大人の言うことがわかるようになり、呼びかけ、拒否を表す片言を使ったり、まだ言葉がでない子も指差しや身振りで教えようとしたりと、自分の思いを伝えたいという欲求が高まってきます。人や物の関わりの中で発語の意欲を育てたり、保育者と一緒に興味のある絵本を見ながら簡単な言葉を繰り返したり、模倣して言葉を使うことの楽しさを味わえるようにしていきたいです。

4月の目標

*一人にとりの生活リズムを大切にし、新しい環境に慣れ安心して過ごせるようにする。
*保育者との安心できる関わりの中で好きな遊びをみつけたり、春の自然に触れたりすることを楽しむ。

すみれぐみ【年間目標 ~戸外遊びを楽しもう~ 】

 2歳児は走る、跳ぶ、歩くなどの全身運動の発達が目覚ましい時期で、転んだり、倒れたりしないように体のバランスをとることも出来るようになってきます。戸外で友達や保育者と一緒に思いっきり体を動かしたり、運動遊具などを用いた遊びを楽しみながら運動機能の基礎をつくっていきたいと思います。加えて、いろいろな音楽に触れ保育者の模倣をしながら曲に合わせながら体を動かしたり、曲の速さ・音の高低・強弱を聞き分けて体を動かすなど表現遊びも楽しんでいきます。また、運動能力の発達に伴い、手指も細かい動きが出来るようになってくるので手指を使った遊びもたくさん取り入れながら発達を促していきたいです。

4月の目標

*新しい環境や保育者に慣れて安心して過ごす。
*保育者や友達と一緒に好きな遊びを楽しむ。

たんぽぽぐみ【年間目標 ~絵本っておもしろい!~ 】

 たんぽぽ組の子ども達は、前クラスの頃より絵本が大好き!保育者が読み聞かせするお話を楽しそうに見たり、自分で好きな絵本を持ってきては保育者の真似をして覚えたフレーズを口にする微笑ましい姿等が見られます。絵本は、絵と言葉から想像力が育てられ、絵本の中で疑似体験することで感情が豊かになったり、さまざまな言葉を耳にすることで語彙力の育ちなどにもつながります。今年度も、季節や子ども達の興味などを考えながらドキドキ・ワクワクするような読み聞かせをしていきたいと思います。また、絵本を見て感じたことをことばや絵・制作で表現したり、友達と身体を使って表現したりと絵本の世界を展開して楽しんでいき、更に子ども達の発想や興味・言葉をひろげていきたいです。

4月の目標

*一人ひとりの気持ちを受けとめ、安心して過ごせるようにする。
*自分のロッカーや場所などがわかり、簡単な身のまわりのことを保育者と一緒にしたり、自分でやってみようとしたりする。
*好きな遊びを見つけたり、春の自然物に親しみを持っていく。

ゆりぐみ【年間目標 ~楽しいリズム遊び~ 】

 今年度は、一年間を通してリズム遊びを取り入れていきます。身近な歌、季節の歌などいろいろな歌に合わせて友達と触れ合ったり、まねっこ手拍子、またのびのびと身体で表現したりと楽しく遊びながら、リズム感を養い、縄遊びの一人跳びやまりつきなどにも繋げていきたいと思います。他にもいろいろな楽器に触れる機会をつくり、楽器を使ってのリズム遊びやクラスみんなで簡単な演奏にも挑戦し、友達と一緒に奏でる喜び等を味合わせていきたいと思います。また、年長児のマーチングへの憧れもあるので、基本的な動作やリズム打ちも遊びの中に取り入れながら楽しんでいきたいと思います。

4月の目標

*生活の仕方がわかり、身の回りのことを自分で行っていく。
*約束を守りながら、戸外で思いきり体を動かして友達や保育者と一緒にのびのびと遊ぶ。
*春の自然に興味・関心を持ち、植物や生き物を見たり、触れて遊ぶことを楽しむ。

さくらぐみ【年間目標 ~ことば遊び~ 】

 お友達とのおしゃべりが大好きな子ども達。しかし、人の話は落ち着いてが聞けず自分の話ばかりしたり、必要な時、必要なことを相手に伝えることが難しい子がいます。今年度のさくら組では『言葉遊び』をテーマにして、様々な言葉遊び、伝承遊び、文字遊び等を通して、友達と一緒に言葉の楽しさを感じながら、聞く力・伝える力を身につけていきたいと思っています。また、同時に集中力を養い、話を聞いて理解すること、一つのことを最後までをやりとげることができるよう関わり、見守っていきたいと思います。文字の読み書きも遊びの中で触れ、興味・関心をもたせていきたいです。

4月の目標

*新しい環境になれ生活の流れを知り、出来ることは自分でする。
*進級したことを喜び、新しい保育士や友達と好きな遊びを楽しむ。
*身近な春の自然に興味・関心を持つ。

つぼみぐみ【歩くの大好き】

 クラスのほとんどの子が靴を履いて歩けるようになりました。散策を始めた当初は靴を履いての歩行を嫌がっていた子ども達でしたが、今では友達と一緒に手を繋いで歩く事を楽しんでいます。中には、散策の途中で通りかかった地域の方に手を振ったり、車が好きな子は車が通るたびに指差しをしたりして喜んでいます。歩き始めたばかりの子も保育者と一緒に手を繋ぎ、一人ひとりのペースで頑張って歩いています。疲れた時には座り込んだり、カートに乗ったりしながら散策をしています。これから少しずつ暖かくなってくるので、お歌をうたったりしながら楽しい雰囲気の中で散策を楽しんでいきたいと思います。

3月の目標

*一人ひとりの健康状態を把握し、快適に過ごせるようにする
*春の気配を感じながら、友達や様々な人との関わりを持ち、一緒に遊ぶことを楽しむ
*安心できる環境の中で、進級への準備などを行っていく

ももぐみ【うんとこしょ!どこいしょ!】

 子ども達が大好きな「大きなカブ」のお話。一人ひとりが役になって、簡単な言葉のやりとりを楽しみました。絵本の中のおじいさんやおばあさん・動物達のように、もも組の子ども達も後ろに連なってカブをひきます。「うんとこしょ!どこいしょ!」「まだまだカブは抜けません」のセリフがお気に入りで身振り手振りを交えて元気いっぱいに行っていました。言葉は、いろいろな人との関わりの中で育まれていきますが、絵本もその一つだといえます。温かい読み聞かせは言葉の習得だけでなく、豊かな心も育てるといわれています。ご家庭でも楽しい読み聞かせの時間をつくってみて下さい。

3月の目標

*進級への期待を持ちながら、簡単な身の回りのことをしようとする
*春への訪れを感じながら、保育者や友達と関わりながら様々な遊びを楽しむ

すみれぐみ【鬼は~外】

 節分には保育園でも豆まきをしました。どんな鬼がいるのか問いかけると「泣き虫鬼」「怒りんぼ鬼」「いじわる鬼」などたくさんの答えが返ってきました。当日は “おなかの中にいる悪い鬼を退治する”と子ども達は気合十分!段ボールの鬼をめがけて「鬼は外!」と元気な声で言いながら豆を投げることができました。いざ鬼が来ると怖さから泣いてしまう子もいましたが、後ずさりしたり怖がった表情をしながらも退治することができました。去年は怖さから泣いて豆を投げられなかった子ども達が、一生懸命投げて鬼に立ち向かっていく姿に成長を感じました。

3月の目標

*進級することに期待をもち、身の回りのことを自分で行っていく
*春の訪れを感じながら、戸外で身体を動かして遊ぶことを楽しむ

たんぽぽぐみ【ルールを守って遊ぼう!】

 戸外遊びが大好きなたんぽぽ組さん。進級当初は遊具で遊ぶことに夢中でしたが、最近ではルールを知らせてもらいながら鬼ごっこなども楽しんでいます。先日、池田湖公園に散歩にいった際、こおり鬼を皆でしました。、鬼に捕まった子は手を頭上で合わせて固まったり、味方にタッチして助けてもらいまた逃げたり…とルールを守りながら楽しむことができました。遊びのルールも理解できるようになり、遊びの幅も広がってきた子ども達。これからも、いろいろな遊びを知らせていきながら、友達と楽しく遊べるように関わっていきたいと思っています。

3月の目標

*室内外の気温差に留意し、衣服調節を行いながら健康に過ごせるようにする
*進級に向け期待を膨らませながら、できることは自分で行い自信をもって行動しようとする
*身近な春の自然に触れ、春の訪れを感じる

ゆりぐみ【もうすぐさくら組】

 ゆり組での生活も残り1か月となりました。最近ではかっこいいさくら組さんになれるようにと、片づけやお話を聞く姿勢をきちんとできるように頑張っています。この間は、もうすぐ卒園するさくら組さんとの思いで作りとして一緒に三輪車やボール、遊具などでたくさん遊びました。お兄さん・お姉さん達は優しく、いろいろな遊び方も教えてくれて、とても楽しかったようです。「自分達もこんな優しいお兄さん・お姉さんになりたい」と憧れが膨らんだようで、戸外に出て小さい子がいると声をかけたり、手を繋いで遊んでやる姿も見受けられ嬉しく思っています。残りのゆり組での生活を優しくしてくれたさくら組さんへの感謝の気持ちと、年長児になる期待をもって過ごしたいと思います。

3月の目標

*気温差や活動に応じた仕方を知り、健康に過ごせるようにする。
*進級に期待を持ち、意欲的に行動する。
*身近な自然の変化に気づき、春の訪れに関心をもつ。

さくらぐみ【最後のクッキング】

 子ども達がいつも楽しみにしていたクッキング。最後は今までお世話になった先生方へ感謝の気持ちを込めて『マドレーヌ』を作りました。今回は卵割に挑戦!「容器にやさしくコンコンって叩いてから割ってね」と知らせてもらい挑戦しましたが、力加減が難しく強く叩きすぎて中身が割れててしまう子、慎重になりすぎて何度も容器にコンコンし続ける子と様々でした。難しいところは、手伝ってもらいながら他の材料を混ぜ合わせたり、型に流し入れたりとたくさんの工程を頑張った子ども達。焼き上がったマドレーヌは「ありがとうございました。」の感謝の言葉と共に先生方に渡し「おいしい、ありがとう」と言ってもらい、とっても嬉しそうでした。

3月の目標

*生活に必要な習慣や態度を身につけ、自信をもって生活する
*たくさんの人と出会いに感謝しながら、充実した園生活をおくる
*感じたことや経験したことを文章や言葉で表現する