保育について

園の広場

さくらぐみ【お話聞かせて!!】

 進級してしばらくは、新しい保育者と目が合うドキツとした表情を見せることもありましたが、少しずつ慣れて自分から「先生、昨日ね…」と話をしたり、ブロックで作ったものを得意げに説明する等、子ども達はいろいろな表情を見せています。慣れてきたことによってトラブルも増えてきていますが、自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを知れるよう促しながら仲立ちしています。トラブルの場面だけでなく、言葉での説明が難しく気持ちを飲み込んでしまう姿も見られているので、保育者が言葉を補ったり気持ちの代弁をしながら関わることも多いです。ご家庭でも子ども達の話を聞いたり、気持ちを尋ねたりしながら言葉で伝わる喜びに共感していただければと思います。

5月の目標

*生活の仕方がわかり、身の回りのことを積極的にしようとする
*戸外で自然に触れたり、十分に身体を動かして遊ぶことを楽しむ
*友達と一緒に目標に向かって頑張る

さくらぐみ【年間目標 ~みんなで楽しく運動遊び~ 】

 【年間目標 ~自分の思いを伝える力~ 】
さくら組では年間を通して「表現遊びを通して自分の思いを伝える力を育む」ことを目標に取り組んでいきます。自分が思ったこと感じたことを絵にして表現していき、作品を通して友達の良かったところなどを言い合って一人ひとりを認め合っていくことで自信をつけられるようにしたいと思います。また、遊びを通して、役割分担を決めたり、協力し合ったり、応援したり互いに声を掛け合うことができる環境つくりに努めたり、後期には自分の思いを伝える方法の一つとして、文字の読み書きにも興味を持って取り組んでいけるように促していきたいと思っています。子ども達が保育者や友達との関りを通して、伝える楽しさや嬉しさを感じていき、自分から伝えたい気持ちを育みたいと思います。

4月の目標

*新しい環境になれ生活の流れを知り、出来ることは自分でする。
*進級したことを喜び、新しい保育士や友達と好きな遊びを楽しむ。
*身近な春の自然に興味・関心を持つ。

さくらぐみ【ゆげの朝】

 寒い日の朝「はーっ」と息を吐き「うわっ!口から煙がでた!」と、何度も息を吐いてゆげが出るのを楽しんでいました。そんな中「ゆげは暖かい時は見えないのに、寒いとどうして見えるのかな?」と疑問をもつ子がいました。息にふくまれる温かい水蒸気が、まわりの空気に冷やされて水滴になり白くなることを説明しましたが理解するのは少し難しかったようです。でも、息の温かさと空気の冷たさは感じることができ、こういう日は息が白く見える現象がおきることに気づくことができたことはよかったです。これからも、いろいろなことに興味関心をもち、試したり自分なりに考えることができる子になってほしいと思います。

3月の目標

*生活に必要な習慣や態度を身につけ、自信をもって生活する
*たくさんの人との出会いに感謝しながら、充実した園生活を送る
*感じたことや経験したことを文章や言葉で表現する

さくらぐみ【カルタ作り】

 カルタ作りをしました。グループで頭の文字が重ならないように話し合いをしてから読み札と絵札を作っていきました。まず「うーうさぎをみにいきました」等と文章を考え、次に文章にあった絵を描いていきましたが、製作の段階からとても楽しそうでした。完成し早速みんなで遊ぶと、誰かとるたびに「その絵○○ちゃんが描いたのだ!」等と大盛り上がりでした。手作りかるた遊びを通し、既製品の立派なものよりも自分達で作ったものは、既製品にはない温かみと味があり、「そうしたら曲がる!」等と物を大切にしようとする姿も見られ嬉しく思いました。

2月の目標

*冬の健康な過ごし方がわかり、自ら気をつけて生活しようとする
*一つの目的に向かって互いに協力したり、認め合ったりする中で仲間意識を深めていく
*身近な冬の自然現象に自ら関わり、考えたり、調べたりしながら関心を高める

さくらぐみ【大根と人参の収穫】

 もりもり農園で大根と黒田五寸人参を育てました。大根は大きく育つように二つの苗のうち丈夫な苗を残して「まびき」を行いました。どうして抜かないといけないのか最初は不思議そうにしていましたが、残した苗を大きくするためだと分かると、手を合わせて「大きくなりますように」とお願いしていました。そのかいあってか収穫期になり力をいれてぬくと大きな大根と人参がでてきました。いろいろな形があって、友達と「○○みたいだね」と言い合い喜んでいました。次の日の給食の味噌汁に大根が入っており、嬉しそうに食べていた子ども達。育てる→収穫する→食べるという過程から食べ物の大切さを学ぶことができ、きれいに食べようとする意識も出てきました。これからも、食の大切さを知らせていきたいです。

1月の目標

*冬の生活習慣が身につき、健康に過ごす
*冬の自然現象や伝承遊びに興味・関心をもつ
*仲間意識を高めていきながら、友達と一つの目標に向かって頑張ろうとする

さくらぐみ【ハロウィンの大きなカボチャ】

 ハロウィンのとき玄関に飾ってあった顔つきの大きなカボチャ。子ども達は、時々カボチャの顔の表情が変わるのに気づき玄関ホールを通るたびに楽しんでいました。ハロウィンが終わり、改めて大きなカボチャを見ると「中身はどんな色なのかな?」「種があるのかな?」「種は何色?」等と子ども達から疑問の声が聞かれたので、切って中を確認することにしました。「中身はオレンジじゃない」「黄緑だよ」「大きいカボチャだから種も大きいかもよ」等と様々に想像しながら包丁を入れるカウントダウンをしました。「3・2・1」とカボチャがわれると大きな歓声と共に、「普通のカボチャと同じだ!」との声。今後も子ども達の素直な疑問を聞きながら、一緒に考えたり試したりしていきたいと思います。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける
*友達と一緒に一つの目標に向かって、協力して取り組む楽しさや達成感を味わう
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ

さくらぐみ【火遊びは絶対しません!】

 消防署で行われた防火大会に参加しました。いろいろなコーナーが設けてあり、楽しく遊びながら防火について学びました。煙が充満しているドームの中を進む体験では、消防士さんからハンカチで口元を抑えて体を低くして進むことを教えてもらい、煙があると回りが見えにくいことや煙は地面より上の方を流れることなどを実体験することにより知ることができました。また、シアターではライターや子どもだけの花火遊びなどによる火災に「怖いね」と言いながら真剣に見ていました。今回、防火大会の中で腹話術のけんちゃんと消防士さんと約束した「火遊びは絶対しません」は必ず守ること、お家の方には子どもの手の届く所にライターなどを置かないようにお願いします。園では、毎月の避難訓練を頑張っていきます。

11月の目標

*気温差を感じ、必要な生活習慣を身につけ自らおこなっていく
*季節の変化に気づき、自然事象に興味・関心をもつ
*共通の目的や目標をもって、遊びを工夫しながら遊びの内容を豊かにしていく

さくらぐみ【どんなお店屋さんがあるかな?】

 もうすぐお店屋さんごっこがあるので、少しずつ商品つくりを楽しんでいます。さくら組は「おもちゃ屋さん」の商品担当で「先生、作りたい」と、とても積極的です。お店屋さんごっこをするにあたって、お店の種類を尋ねると「やおや」「電気屋」「雑貨屋」等と答えることはできていましたが、実際に何を売っているのか答えるのが難しい店もありました。自分達で考えたり保育者に教えてもらった後、店舗を書き入れた紙に自分での店の商品を描き入れて楽しみました。最近は、大型店舗になっているため、なかなかお店の種類に触れることはありませんが、ゆっくりしたお買い物の際、子ども達とお店の種類を考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

10月の目標

*気温の変化に応じた生活の仕方がわかり、快適にすごせるようにする
*友達と共通の目的を持ち、協力しながら活動を進めていく楽しさを味わう
*秋の自然に関心を持ち、工夫しながら遊びに取り入れて楽しむ

さくらぐみ【戦争って怖いね】

 8月9日に長崎に原子爆弾が落とされ、たくさんの人が命を落としました。決して忘れてはいけない日であり、写真などを通して話をしました。「爆弾が落ちてきたんだよね」「きのこ雲知ってる」などと会話が飛び交いました。また、平和記念像も「テレビで見たことある!」という子もいました。生活の中で友達と喧嘩く生じますが戦争も喧嘩の一つです。そこで友達と仲良くしようとする気持ちと平和を願いながら共同制作に取り組むことにしました。みんなで作った達成感や協力することの大変さ、楽しさを感じることができ、玄関に飾ってあるのを嬉しそうに眺める姿も見られました。これからも友達とぶつかることはあると思いますが、その中で相手の気持ちを知ったり、受け止めることができる心を育てていきたいと思います。

9月の目標

*適切な運動と休息の必要性を知り、健康衛生に留意して生活する
*共通の目的に向かって思いや考えを出し合いながら友達との繋がりを深めていく
*身近な自然に関心を持ち、季節の変化に気づく

さくらぐみ【オクラときゅうりの収穫】

 みんなで植えたオクラときゅうりの収穫をしました。雨が続き、その間に大きくなっていたことに子ども達は大喜びでした。しかし残念なことにきゅうりの中には病気にかかっていて、花が咲いても実にならず枯れてしまったものがありました。「病気なの?」と、とてもがっかりしていました。今回の経験で植えて水と栄養をやったら必ず実をつけるのではないことを知り、野菜を育てることの大変さを感じることができました。今、子ども達は、苗を植えたり、水をやったり収穫をしたり、クッキングなどでも食べ物に触れる機会が多くあります。『食』の大切さや食べ物と体の繋がり、感謝の気持ちをもつことができるように今後も取り組んでいきたいと思います。

8月の目標

*夏季の健康な過ごし方がわかり、快適に過ごす
*友達と協力したり、競い合ったりすることを楽しむ中で、体を思いきり動かす
*夏の自然事象に関心を持ち、夏ならではのダイナミックな遊びを楽しむ

さくらぐみ【にこにこ運動】

 先日、さくら組では交通事故がなくなりますように、ごみがない街になりますようにと、そんな思いを込めて作った「飛び出し注意」「ポイ捨て禁止」の看板を取り付けに行きました。その後、みんなで地域の公民館のごみ拾いも行いました。出かける前にごみには燃えるゴミ・燃えないゴミ・リサイクルごみ等といろいろなごみがあり分別しなければいけないことを話すと興味津々の子ども達でした。特にリサイクルごみが、再利用や再生されていることには驚いていました。今回の経験で、『もの』を大切にしよう、ごみを減らそうという気持ちを持つことができました。今後も子ども達と一緒に環境について考えていきたいと思います。

7月の目標

*夏季の健康・安全な過ごし方を知り自ら行う
*夏ならではの遊びを楽しむ中で、全身を動かして遊ぶ
*友達と協力しながら、一つのことに向かって頑張ることに喜びを感じる

さくらぐみ【たけのこの皮むき】

 旬の食材である「たけのこ」の皮むきをしました。たけのこが大きくなったら竹になることを知らせてもらうと「パンダが食べる竹!」と驚いている様子や皮をむくと「茶色いところはふわふわしているけど、白いところはつるつるしてる!?」と発見もあり、とても楽しんでいました。また、「たけのこの皮は何枚あるかな?」と調理の先生に尋ねられると、みんなで数え予想以上に皮があり驚いていました。むいた皮でお面や鉄砲等に見立てて遊ぶことができ、給食では自分たちでむいたたけのこが使われていて「おいしい!」と喜んで食べていました。

6月の目標

*梅雨期の過ごし方を知り、衛生週間をみにつける
*梅雨期の自然現象や生き物に興味・関心を持って関わる
*自分の考えや思いを出し合いながら遊び、友達や異年齢児との繋がりを広げる