保育について

園の広場

つぼみぐみ【歌遊び】

 先月、子ども達が好きな動物の歌を取り入れて遊びました。最初は、歌を聞いて喜ぶ程度でしたが、クラスに貼ってある動物の写真を見ては指をさし、曲がなると、その写真の所に行って知らせるようになりました。
また、歌を楽しむ中で、身振り手振りをつけると、それを真似を手足を楽しそうに動かします。簡単な動物は理解できる子もいて、図鑑を見せると大興奮!自分の好きな動物が、見えると手足をバタバタと動かし、「ワオ~」「ほっ、ほっ!」とライオンやゴリラの真似をして大喜びです。保育者の歌声ばかり響いていたお集まりの時間が、今では子ども達の声も増えて、賑やかな時間となっています。まねっこが大好きなつぼみっこ。かわいい喃語・言葉が聞かれのるのも、もうすぐでしょう。

10月の目標

*気温差に応じて衣服・寝具の調節をしながら健康に過ごす。
*保育者と一緒に戸外遊びや散歩を通して秋の自然に触れることを楽しむ。

ももぐみ【みんなであそぼう】

 先月は、異年齢児の交流活動『みんなであそぼう』のグループへ始めて参加し、お兄さん、お姉さん達と楽しく遊びました。これまでも『わくわくひろば』という月に一度の交流の場や戸外で自由に遊ぶ中で、親しんできた子ども達。楽しんで遊ぶ子、まだ、不安そうな子、苦手な子…と様々ですが、交流の中では年長中児の真似をすることで遊びやできる事が広がったり、リードしてもらうことでの優しさを感じたり、信頼感も生まれてきているようです。最近では、一つ小さいクラスのつぼみ組さんとの交流の場で優しく玩具をあげたり、なにか話しかけたりと、小っちゃなお兄さん・お姉さんぶりも見られるようになってきました。異年齢児との交流で、様々な気持ちを味わいながら成長する中で、いろいろな人と関わる楽しさや喜びを感じていければと思います。

10月の目標

*気温や体調に留意してもらいながら健康に過ごす中で、出来ることを自分でやってみようとする。
*戸外遊びや散歩に行き、秋の自然(食べ物・虫など)を見たり触れる事を楽しむ。

すみれぐみ【うさぎのお耳】

 自分でできるこが少しずつ増え、いろいろなことに興味を持っている子ども達。最近では、汚れ物を入れた袋を自分で結ぶことに挑戦しています。「先生、してくださーい。」と、難しく諦めていた子も、袋のとって部分を赤と青に色をつけたものを使って「赤と青をバツにして赤(青)のお耳をトンネルに…」と、言いながら行っていくと、少しずつ仕方を覚えて出来るようになってきています。「できたよ~」と嬉しそうに知らせにきたり、満足そうな顔をして結んだ袋を保育者の顔の前にもってきたりと、自分で出来ることがとても嬉しい子ども達です。これからも、発達に応じていろいろなことに挑戦していきたいと思います。

10月の目標

*季節の変化や朝晩の気温差に留意し、健康的に過ごせるようにする。
*体を動かしたり、戸外に出かけどんぐりや落ち葉などに触れながら、秋の自然に興味をもつ。

たんぽぽぐみ【ぼくの(わたし)からだ】

 暑い夏に子ども達は、沐浴や水遊びの後などに体を洗ったり拭いたりしながら、体の部首を覚え“自分の体”に興味をもつことができました。「顔の下には何があるのかな?」と聞くと「首!」と答える子ども達。しかし、実際に絵に描いてみると、どこに首を描いたらいいかわからず「先生、ここ?」と確認したり、首は描かずに体を描いてしまう子もいました。体のつながりを絵にする事は難しかったかと思い、今度は粘土を使って挑戦しました。粘土ではわかりやすいように、体のパーツを作って行うことで「首はどこかな?」等と尋ねると「顔の下。」「顔と体(胴)のところ」と言いながら作り上げていました。
体のいろいろな部首は認識出来るようになっても、それを表現するとなるとまだまだ難しいことです。これからもいろいろな経験をしながら、表現へとつなげていきたいと思います。

10月の目標

*季節の変化に応じた生活の仕方を知り、薄着の習慣を身につけ、健康に過ごせるようにする。
*友達と関わりながら自分の思いを伝えつつ、相手の気持ちにも気づいていく。
*身近な秋の自然に触れながら、興味や関心をもつ。

ゆりぐみ【しりとり遊び】

 最近、『しりとり遊び』に興味を持ち、よく遊んでいます。ルールを理解していても、つい“ん”がつく言葉を言ってしまい、「あっ、しまった。」と苦笑いする顔がとてもかわいいです。
一方、日常生活の中では、自分の思いや要求などを「お茶、ない。」「先生、トイレ。」などと単語で伝える子が多く見うけられます。大人も、その時の様子で、子どもが何を言いたいのかを察してしまっていることを反省し、「水筒にお茶が入っていないので、お茶を下さい。」などと、文章として話ができるように関わっていきたいと思います。
ご家庭でも、秋の夜長を子ども達と楽しい会話を楽しみながら豊かな言葉を育んで下さい。

10月の目標

*気温に応じた環境を整え、快適に過ごせるようにする。
*収穫を通し、身近な自然にふれながら季節の変化や自然現象に興味・関心をもつ。

さくらぐみ【箕望荘慰問】

 先日、箕望荘へ慰問に行きました。敬老の日が近いということで、おじいちゃん、おばあちゃんに感謝の気持ちをもてるよう、敬老の日について知らせていきました。少しずつですが、子ども達なりに理解し「おじいちゃん、おばあちゃんに優しくせんば。」「ありがとうって言おう。」と意欲的だった子ども達です。箕望荘へいくと、体が不自由なおじいちゃん、おばあちゃん方にどう接したらよいか戸惑う子もいましたが、優しく手足に触れたり、一緒に遊びを楽しもうとする姿が見られました。帰りのバスの中で、「おばあちゃん、喜んでいたね。」「プレゼント渡したよ。」と教えてくれました。これからも、様々な人と触れ合う中で、感謝の気持ちを持ったり、いろいろな人がいることを知っていってほしいです。

10月の目標

*気温の変化に応じた生活の仕方が分かり、快適に過ごせるようにする。
*友達と共通の目的をもち、協力しながら活動を進めていく楽しさを味わう。
*秋の自然に関心をもち、工夫しながら遊びに取り入れて楽しむ。