動きがますます活発になり、ハイハイやつかまり立ちなどをして、好きなおもちゃを見つけて楽しんでいる子ども達。親心としては、早く一人で歩けるようになってほしいとお思いでしょうが、独り歩きの前に行うハイハイは、体と脳の発達にとって非常に大切な動きです。ハイハイをする期間が短かったり、ハイハイを飛ばして歩きだしたりすると、発達が成熟せず体や脳が未熟なままで、その後の発達に影響を与えてしまう可能性もあります。ハイハイは、首や肩の筋肉、背筋、腹筋、手指の筋肉をたくさん使い、運動の基礎能力を育てます。また、目と手、手と足など二つ以上の部位を同時に使う動作も、ハイハイをすることで上手にできるようになり、転倒しそうな時に危険を察知し、手をだすなど危機回避能力も育ちます。成長してから良い姿勢、歩行にもつながるハイ運動。危険なものを取り除き思う存分ハイハイができる環境を作ってあげましょう。
8月の目標
*暑さによる体調の変化に留意し、水分補給や休息を十分にとりながら、快適に過ごせるようにする。
*保育者と一緒に夏の自然に触れ、一人ひとりに合わせたダイナミックな遊びを楽しむ。
*保育者と一緒に夏の自然に触れ、一人ひとりに合わせたダイナミックな遊びを楽しむ。