保育について

園の広場

つぼみぐみ【小さなお手伝いさん】

 毎日の小さなお手伝いとして、靴運びを頼んでいます。靴箱から玄関まで靴を運ぶお手伝いです。以前は高月齢児だけでしたが、今は低月齢の子も入り、両手に片方ずつ持ち、途中止まったり道草も多いですが、いろいろな所に興味を示しながら歩いています。子ども達にとって玄関までは長い道のりですが、お手伝いは楽しい日課となっているようです。『お手伝い』といっても子ども達にとっては、遊びの一つのようなものなので、ご家庭でも一つでも楽しんでできることがあるといいですね。

12月の目標

*感染症に留意し、一人ひとりの健康状態を把握しながら丈夫な体を作る。
*冬の自然に親しみながら、保育者と一緒に季節の遊びや行事を楽しむ。

ももぐみ【大きい?小さい?】

 遊びの中で大小や色に関した遊びを楽しみました。大きい丸と小さい丸等を見せて比較させると「こっち大きい」「ちっちゃいね」と話す姿が見られました。『大きな栗の木の下で』という曲では子ども達に「どっちにする?」と聞くと「おおきいの!」「小さいの!」といろいろな反応が返ってきます。身振りや声も大きいのは大きく、小さいのは小さく…とそれぞれ表現することを楽しんでいました。いろいろなことを体験しながら、どんどん言葉を吸収するこの時期、『大きい・小さい』だけではなく『長い・短い』『高い・低い』等の言葉を大人が積極的に使い自然と理解できるようにしていきたいです。

12月の目標

*保育者に見守られながら簡単な身の回りの片づけをする。
*様々な言葉を知らせてもらいながら、保育者や友達と簡単なやり取りを楽しむ。

すみれぐみ【ガラガラうがいでばい菌をおいだそう】

 現在、感染症予防のため、ガラガラうがいに挑戦中のすみれ組。ブクブクうがいは、随分上手にできるようになりましたが、ガラガラうがいは水を含んで上を向くことが難しいようです。まず、水を含んで手洗い場の天井に貼ってあるぞうさんの絵を見ることから練習を始めました。上を向く前に水を飲みこんでしまったり、口の両脇から水がこぼれ落ちてしまったりして、なかなかうまくいきませんが、中には「あー」と口の中の水を回せる子もいます。吐き出すとき服をぬらしたりすることもありますのでご了承下さい。感染症が流行る時期なので外出後は手洗い・うがいの習慣をつけましょう。

12月の目標

*冬の健康な生活を知り、自分で行いながら元気に過ごす。
*保育者や友達と見立て遊びをしたり、行事に参加したりすることを楽しむ。

たんぽぽぐみ【秋の自然、みーつけた】

 秋の自然探しに散歩に出かけました。木の実や落ち葉、どんぐりなどの自然物は子ども達にとって宝物です。公園では、嬉しそうに大・中・小の様々などんぐりを拾っていました。あちらこちらから「どんぐりあったよ。」「大きいの見っけ!」と元気な声が聞かれました。見つけながら、友達と量や大きさ、並べ数をかぞえて楽しむ姿も見られました。3歳児にとって、数は100まで唱えることより、自分の年齢である3・4までをしっかり理解することです。ご家庭でも生活や遊びの中で、楽しみながら数に触れる機会を作ってみて下さい。

12月の目標

*冬の衛生管理に留意し、一人ひとりが健康に過ごせるようにする。
*冬の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*身近な自然の変化や年末年始の社会現象に興味をもち遊びを楽しむ。

ゆりぐみ【楽しい劇遊び】

 紙芝居や絵本を見るのが大好きなゆり組。発表会の劇では「金のおの・銀のおの」を演じることになりました。はじめて行う劇に期待を持ち、役が決まって取り組み始めるとやる気満々でした。中には、「台詞が覚えられない。」「恥ずかしい」と不安げな子どもいましたが、練習を重ねていくうちに、ホールに響き渡るくらいの大きな声で言えるようになり、自信もついてきました。生活の中でも、歌を口ずさんだり、台詞を言い合ったり楽しむ姿が見られていますので、引き続き取り組んでいきながら、みんなで最高の発表会にしたいと思います。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする。
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ。
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る。

さくらぐみ【就学に向けて】

 10月に就学前健診を終えた子ども達は、「僕は○○小学校に行くよ。」「私、ランドセル〇色にしたよ。」等と嬉しそうに話し、期待でいっぱいのようです。園では4月から少しずつ時間を意識した生活が出来るように取り組んでいます。また、就学すると学習が始まり、45分間の間椅子に着席していなければいけません。机上でお絵かきや折り紙などの遊びを取り入れながら、少しずつ座る時間をのばしていっています。しかし、まだ遊びに飽きると立ち上がったり、うろうろしたりするのが現状です。その都度声をかけたり、子どもが楽しく、集中して取り組める遊びを準備したりしながら一定時間着席できるようにしていきたいです。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける。
*友達と共に一つの目標に向かって、協力したり取り組む楽しさや達成感を味わう。
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ。