保育について

園の広場

つぼみぐみ【楽しい給食】

 食欲旺盛な子ども達。ミルクだけだった子も、ペースト、ドロなど離乳食が始まりました。低月齢児は、保育者から食べさせてもらい「早くちょうだい!」と言うように「あーあー」と声をだし、時には保育者の服をつかんで食べたいことを伝えてます。スプーンを口元に近づけると大きく口を開けて満足げな表情で食べています。高月齢児は食べることに興味を示し、手づかみで食べています。また、スープやお茶も保育者が支えながらでありますが両手でコップを持って飲もうとします。手づかみ食べは手が汚れ、食べこぼしが多く片づけが大変になるかと思いますが、食べ物を口に運ぶ距離感をつかみ、食器、スプーンなどの用具を使って食べるようになるための大切な過程となりますので、子ども達の「自分で食べたい」という気持ちを大切にしながら楽しい食事時間をつくってあげて下さい。

7月の目標

*健康・安全・保健衛生に注意しながら、一人ひとりの健康状態に合わせて、暑い夏を快適に過ごせるようにする。
*保育者と一緒に遊ぶ中で、少しずつ水や砂などの感触に触れて遊びを楽しむ。

ももぐみ【♪あめあめ、ふれふれ~♪】

 雨が降ると「あめ」と言って外を眺める子ども達。その日の雨を保育者が「ぽつぽつ降っているね。」「今日は、ザーザー強く降っているね。」等と言うと「ぽつぽつ」と真似て言い、子どもなりに雨もいろいろあることを感じていたようです。雨を取り入れた遊びでは、新聞紙を雨に見立てて降らせたり、雨の歌に合わせて楽器をならしたりして楽しみました。楽器遊びは、始めて木琴を使いましたが、バチで叩くとかわいい音が鳴り、目をキラキラさせて喜んでいました。ポロンポロン♪となる音が『あまだれぽったん』の歌と合って、雨らしさを表現することができていました。他にも、梅雨期の植物や生き物を制作や体表現に取り入れるなど様々な遊びを楽しむことができました。

7月の目標

*暑い夏を快適過ごしながら、簡単な身の回りのことを自分でしようとする。
*保育者や友達と一緒に水遊びや様々な感触遊びを楽しむ。

すみれぐみ【ままごと だぁいすき♪】

 大好きなままごと!今回は、ままごと道具の他にエプロン、スカート等の洋服やぬいぐるみも準備しました。その日は、いつもと違い真っ先に洋服やぬいぐるみを手にとり、「ママになる!」「お人形さんをおんぶする」と自分のしたいことを保育者に伝えたり、言葉の表現が難しい子もエプロンを差し出し態度や表情で思いを伝え、エプロンや三角巾をつけると、一人ひとりが自分なりのおかあさんになりきって遊んでいました。ミニチュアをのせた皿を「先生、どうぞ」と言ってごちそうしてくれる子、ぬいぐるみを抱っこして「よしよし」とあやす子と身近な生活を自分たちなりに言葉や動きで表現して楽しむことができました。これからも、遊びの環境を整えながら、子ども達の自由な想像性の中で語彙力、友達との関りが広がるようしていきたいです。

7月の目標

*夏期の保健衛生に留意し、健康に過ごせるようにする。
*保育者や友達と関わりながら様々な素材に触れ、夏ならではの遊びを楽しむ。

たんぽぽぐみ【いちご狩り・芋苗植え】

 先月は、いちご狩りや芋の苗植えがありました。いちご狩りでは「赤くて大きないちごをとる!」と張り切り、ハウスに入るとたくさんのいちごに目を輝かせ、大きいいちごにこだわる子、小ぶりのものをたくさんとる子、「これパパでこれはママの」とお土産を真剣に探す子など、それぞれに楽しみながらパックいっぱいのいちごを収穫することが出来ました。自分でとったいちごの味は格別だったようです。また、芋苗植えは、当日まで芋を食べられると思っていた子がたくさんいて、想像していたものとは違っていたようですが、これから成長を見に行きながら、秋の収穫まで楽しみはとっておいてほしいです。食べ物を実際に収穫したり育てることで、作ってくれる人や食べ物に感謝したり食への興味・関心につなげていきと思います。

7月の目標

*夏期の健康・安全に留意しながら、快適に過ごせるようにする。
*夏期の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*夏ならではの遊びや動植物に興味や関心を持ち、友達や保育者と楽しむ。

ゆりぐみ【時の記念日】

 6月10日の「時の記念日」に、時計の仕組みを知らせながら時計を作り、実際に一日の流れにそって針を動かして遊びました。まだ長い針と短い針が「時」「分」のどちらをさすのか理解するのは難しいですが、一緒に動かしたり、声をかけて知らせていきました。みんな楽しんでおり、針を動かして「これ何時?」と見せ合ったり、保育者に何時か聞く子も見られ、興味も高まっていました。最後に「何時が好き?」と聞くと「給食の12時」「おやつの3時」「お迎えの6時」など、それぞれ好きな時間を見つけることができました。園では、時計を使って活動や準備、片づけ、食事などを行っていますので、ご家庭でも時計を取り入れた取り組みをされてみてください。

7月の目標

*夏期の健康・衛生に留意し快適に過ごせるようにする。
*夏ならではの全身を使った遊びを保育者や友達と楽しむ。
*身近な動植物や夏の自然事象に触れ、興味・関心を持つ。

さくらぐみ【初めてのクッキング】

 ドキドキ、ワクワクしてまっていたクッキング。第1回目は『梅干しつくり』でした。調理の先生がもってきてくれた緑色の梅を見て「あれ、緑だ」「こんな色なの?」と驚いていました。早速、梅を拭き、爪楊枝でヘタをとっていきましたがヘタがなかなかとれず、「先生、取れん」「これヘタ入っているの?」と大苦戦!「爪楊枝をグッと刺すと取れるよ」と教えてもらい再挑戦すると「取れた!」と大喜びでした。最後に塩をまぶして瓶に詰め、おもりをのせました。梅干しに『あかたろう』と名前をつけると親しみがわき、給食室の前を通るたびにあかたろうを覗き、「色が変わったかな?」「なんで水が出たのかな?」と毎日の変化に気づき梅干しの完成を楽しみにしている子ども達です。

7月の目標

*夏期の健康・安全な過ごし方を知り、自ら行う。
*夏ならではの遊びを楽しむ中で、全身を動かして遊ぶことを楽しむ。
*友達と協力しながら、一つのことに向かって頑張ることに喜びを感じる。