保育について

園の広場

たんぽぽぐみ【総合遊具ってたのしいね】

 体を動かすことが大好きな子ども達。個人差はありますが、腕や足の力がつき、遊具をよじ登ったり、バランスをとったりすることが上手になってきました。そこで、たんぽぽ組では憧れだった総合遊具で少しずつ遊べるようにしています。現在、階段から登り螺旋滑り台を滑って楽しく遊んでいます。保育者が見守る中、遊具の上から「おーい、せんせい!」と呼ぶ声や満面の笑みで喜ぶ姿が見られます。しかし、中には嬉しさのあまり遊具の上で走ったり、滑り台を滑る途中で前の友達を押そうとするなど危険な行為も見られます。安全に楽しく遊ぶためには約束を守らないといけないことを知らせていきながら、総合遊具の遊べる範囲を広げ、運動機能の発達に繋げていきたいと思っています。

5月の目標

*一人ひとりの欲求を十分に満たし、情緒の安定した生活ができるようにする
*保育者に知らせてもらいながら、身の回りのことをやってみようとする
*友達や保育者と好きな遊びを見つけて楽しむ

たんぽぽぐみ【手指を使った遊び】

 今年度の3歳児は、手指を使った遊びを充実させながら様々な成長・発達へと繋げていきたいと思っています。手指運動では、2つの動作が同時にできるようになるので、ハサミの操作は紙を回しながら切ることを知らせ、折り紙遊びは、一点だけではなく二点、あるいは折り線に合わせる等、より細かい動きが必要な折り方に挑戦させていきたいと思っています。そして、粘土や砂、遊具を使った遊びでは、手や指の力加減を調整することできるようにしていきたいと思います。細かい手指の動きができるようになると、生活面では細かいボタンを留めたり、袋を結ぶこともできるようになります。又、絵画・制作などでは作品を作る過程で創造性・表現力を培い、更には作った物をごっこ遊びへと展開し友達の関わりの成長をも育んでいきたいと思っています。

4月の目標

*一人ひとりの気持ちを受けとめ、安心して過ごせるようにする。
*自分のロッカーや場所などがわかり、簡単な身のまわりのことを保育者と一緒にしたり、自分でやってみようとする
*好きな遊びを見つけたり、春の自然物に親しみを持ったりする。

たんぽぽぐみ【みんなの『もの』も大切に】

 最近、自分の持ち物は大切にするけれど、共同で使う物は雑に扱うことが目につきます。具体的に、みんなで使う物をどのように扱うといいか、身近な「おもちゃ」について考えてみました。すると「投げたり叩いたりすると壊れのるので大事に使う。」「ぐちゃぐちゃだと、どこにあるか探さないといけない。」「おもちゃがなくなると遊べない」等といろいろな声が聞かれました。みんなで使う物は自分だけでなく、次に使う人のことも考えないといけないことわかりましたが、まだまだ一人一人が意識するのは難しいです。でも、中には自ら落ちているおもちゃを拾い片付けてくれたり、トイレのスリッパを並べてくれたりする子もいます。『もの』を大切にするということは、将来、回りの人を思いやり気遣いができる人に繋がります。

3月の目標

*室内外の気温差に留意し、衣服調節を行いながら健康に過ごせるようにする
*進級に向け期待を膨らませながら、出来ることは自分で行い自信を持って行動しようとする
*身近な春の自然に触れ、春の訪れを感じる

たんぽぽぐみ【お正月遊びって楽しいね】

 先月はお正月遊びを楽しみました。中でも、一番盛り上がったのが“カルタ遊び”で、まだ文字が読めない子ども達は、保育者が読む札を一生懸命聞きながら絵札とにらめっこ!札を取りたいあまり、焦ってお手つきをしたり、自分が取りやすいように札を傍らに集めたり、時には一斉に手を伸ばし「僕が先だった!」と札の取り合いになることもありました。勝ちたいため誰もが必死でトラブルになることも度々です。しかし、ルールを改めて確認すると素直に聞き入れ遊びを継続的に楽しめていました。また、繰り返して遊ぶことで、自分の名前の文字を探したり、とれた数や量を友達と比べたりして学びにも繋がっていました。 昔から受け継がれた遊びには、子ども達の成長を育む遊びがたくさんあるので、これからも取り入れていきたいです。

2月の目標

*寒い時期の過ごし方を知らせ、安全で健康に過ごせるようにする
*冬の生活の仕方が身につき、自分でしようとする
*寒さに負けず、冬の自然を見たり触れたりし、体を動かして遊ぶことを楽しむ

たんぽぽぐみ【干支ってなに?】

 先月干支について絵本の読み聞かせをしました。「1月1日に神様に一番早く挨拶に来たものから12番まで順番に動物の王様になれる」という内容で、「ねずみって嘘つきね」「うしさん頑張ったのにかわいそう」などといろいろな感想が聞かれ十二支に興味津々の子ども達でした。十二支の順番をクイズでだしあったり年賀状を書いたりすることで、去年と今年の干支の虎とうさぎはしっかり覚えていました。しかし、自分の干支になると「可愛いからうさぎがいい」「ぼくはライオン」等と、好きな動物を言う子もいました。今後も日本に伝わる行事や風習の話をしたり遊びに取り入れたりしながら大切にしていきたいです。

1月の目標

*寒さに負けない体つくりをし、健康に過ごせるようにする。
*ごっこ遊びや集団遊びを通して、友達との関りを深める。
*身近な冬の自然に興味をもちながら遊びをたのしむ。

たんぽぽぐみ【せいまいってな~に?】

 みんなで精米に行きました。『せいまい』という言葉に「なにそれ?」と興味津々の子ども達。10月にゆりさん、さくらさんが行った稲刈りや脱穀のことを見たり、聞いたりしたのを思い出し、自分達も出来ることがあるんだと喜びと期待をもっていました。米袋に入っている玄米を見て「茶色だよ」「いつも食べているお米じゃない」など、思い思いに口にし、お米を精米機に入れると…「わぁ~白くなった」と精米機に釘付けで、拍手と共に感性が湧きました。その後、給食の先生にお米の大切さ、一粒に7人の神様がいることをしらせてもらい、お弁当箱のご飯粒を残さないようにと食べようとしたり、「私の白米」「僕の玄米」などと覚えた言葉を使う姿も見られました。今後も、いろいろな経験を通して、食への興味・関心に繋げていきたいと思います。

12月の目標

*冬の衛生管理に留意し、一人ひとりが健康で快適に過ごせるようにする。
*冬の氏江克の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*年末・年始の社会事象や冬の自然事象に興味をもつ。

たんぽぽぐみ【縄跳びがんばっています】

 今年度のクラスの目標でもある『縄跳びの一人跳び』に向けて、リズム遊びや運動遊び、いろいろな遊びの中で縄に触れたり、跳んだりして楽しんでいます。先月からは、自分の縄を使って、縄に親しむことからはいり、電車ごっこやしっぽ取りをしたり、お兄さん・お姉さんの跳ぶ姿を真似てやってみたりする子もいて、自分だけの縄が嬉しくて喜んで遊んでいます。縄を持って腕を回すことも、簡単そうに見えて子ども達には難しいことのようです。回す動作を「ズボン履いて、服脱いで」の言葉に合わせて行うと、最初は「何それ~、おもしろい」と大笑いしていましたが、わかりやすかったようで、腕を前に回すことが少しずつ出来るようになり、自分で言いながら意欲的に頑張っています。一つひとつステップを踏んでいきながら取り組んでいきたいです。

11月の目標

*一人ひとりの体調を把握し、手洗い・うがいの習慣が身につけ健康に過ごせるようにする。
*秋の自然の変化に興味・関心を持ち自然物やいろいろな素材に触れて描いたり作ったりして楽しむ。
*集団生活に必要なルールを知らせてもらいながら、友達と一緒に遊ぶ楽しさを味わう。

たんぽぽぐみ【友達っていいな】

 過ごしやすい季節となり、天気がいい日は、戸外に出てたくさん遊んでいます。戸外に出ると、お気に入りの遊具に真っ先に走っていく子ども達。太鼓橋や鉄棒の足抜き回り、雲梯など大きい子がしているのを見て、挑戦する姿も見られるようになりました。また、最近は鬼ごっこやかくれんぼに夢中です。「鬼ごっこしよ!」と保育者や友達を誘い、「僕も!」「私も!」と次々に友達が増え、集団遊びが楽しめるようになってきました。以前は、ルールが分からず、ひたすら走っている子もいましたが、今は繰り返して遊ぶうちに、少しずつ簡単なルールが理解できるようになり、友達に教えてやる姿もでてきて遊びの幅が広がっています。友達と楽しく遊ぶには、ルールが必要なことを少しずつ気づき始めている子ども達の成長を嬉しく感じます。

10月の目標

*季節の変化に応じて、安全で快適な生活ができるようにする。
*自分で出来ることは自分でし、生活や遊びの中で簡単なルールの大切さに気づき守ろうとする。
*秋の自然を見たり触れたり、戸外でのびのびと体を動かして遊びを楽しむ。

たんぽぽぐみ【野菜でスタンプ、楽しいね】

 もりもり農園でトマトやオクラ、ナスを収穫しました。トマトは「これとっていいかな?」と実の色づきを真剣な表情で見ながら、オクラやナスはハサミを使って、なかなか切れずに苦戦していましたが、友達と交代しながら行い、とれた時はとても喜んでいました。その後、収穫した野菜の他にピーマン・ゴーヤなど夏の野菜をいろいろな角度で切って見せると「お花みたい」「こっちはお口みたい」と切り方によって見え方が違うことに気付いたり、何に見えるか想像したりと、とても興味津々でした。最後に、切った野菜をスタンプにして、みんなで夜空にさく野菜花火を作りました。普段は調理された野菜を見ているので、原物の野菜と結びつかない子もいます。これからも、その時季の野菜を見たり触れたりして食育へと繋げていきたいです。

9月の目標

*夏から秋への季節の変化を知らせてもらいながら、生活の仕方を知る。
*保育者に見守られながら、自分の気持ちを伝えようとしたり、簡単なルールのある遊びを保育者や友達と一緒に楽しむ。

たんぽぽぐみ【おいしいよ!旬の野菜!】

 トマト、キュウリ、カボチャ…と夏野菜やその他の季節の旬の野菜について栄養士から話がありました。野菜の名前は「キュウリ」「トマト」と次々に出てきましたが、『旬』という言葉は難しかったようです。『旬』とは、暑い日や寒い日においしく食べられる野菜ということを知らせると「なるほど」といった表情が見られました。その後もクイズ形式で季節のおいしい野菜を知ったり、実物の旬の野菜を見たりする中で「おいしそうね」と食べる意欲にも繋がっていました。太陽の光をたっぷり受けて育った野菜は、多くの水分を含むため、体温を下げ、豊富なビタミンが体調を整える働きをします。ご家庭でも旬の野菜を食べて、暑い夏を元気にのり切りましょう。

8月の目標

*暑い夏の健康・安全清潔に留意し、快適に過ごせるようにする。
*夏の生活の仕方を身につけ、簡単な身の回りのことを自分で行なっていく。
*保育者や友達と一緒に夏の開放的な遊びを楽しむ。

たんぽぽぐみ【いちご狩り・芋苗植え】

 先月は、いちご狩りや芋の苗植えがありました。いちご狩りでは「赤くて大きないちごをとる!」と張り切り、ハウスに入るとたくさんのいちごに目を輝かせ、大きいいちごにこだわる子、小ぶりのものをたくさんとる子、「これパパでこれはママの」とお土産を真剣に探す子など、それぞれに楽しみながらパックいっぱいのいちごを収穫することが出来ました。自分でとったいちごの味は格別だったようです。また、芋苗植えは、当日まで芋を食べられると思っていた子がたくさんいて、想像していたものとは違っていたようですが、これから成長を見に行きながら、秋の収穫まで楽しみはとっておいてほしいです。食べ物を実際に収穫したり育てることで、作ってくれる人や食べ物に感謝したり食への興味・関心につなげていきと思います。

7月の目標

*夏期の健康・安全に留意しながら、快適に過ごせるようにする。
*夏期の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*夏ならではの遊びや動植物に興味や関心を持ち、友達や保育者と楽しむ。

たんぽぽぐみ【むし探し】

 園庭で、よく虫探しをしている子ども達ですが、この日は、いつもと違い虫図鑑を下げ、虫眼鏡や虫かごを持って虫探しをし「探偵みたい!」と大喜びでした。いつも見ているありやダンゴムシも、虫眼鏡で観ると発見がたくさんありました。ダンゴムシには模様があること、「足の数はありは6本、ダンゴムシは、たくさんあるからわからない。でも、ありよりたくさんある。」等と言いながら夢中になって虫眼鏡をのぞいていました。図鑑は、まだ使いこなせませんが、保育者を真似て一緒のものを探してみようとする姿が可愛いかったです。これからもその時季にしか見られない自然や生き物に触れて興味を高めていきたいと思います。

6月の目標

*衛生的で安全な環境を作り、梅雨期を快適に過ごせるようにする。
*生活の仕方がわかり、身の回りの始末を自分でしようとする。
*梅雨期の自然を見たり、生き物に触れたりして興味・関心を持つ。