保育について

園の広場

ももぐみ【パンツで生活】

 パンツでの生活にも随分慣れ、トイレでおしっこがでると「でたよ!」と嬉しそうに知らせてくれる子が増えてきました。まだ、一人ひとりの排尿間隔が異なるので、声をかけトイレに誘っています。中には自ら尿意を訴えトイレに行ったり、言葉では難しくても仕草で伝えようしたりする子もいて成長を感じています。また、お気に入りのパンツを履くことを喜んだり、自らパンツを履こうとしたりする意欲的な姿も見られます。まだ失敗してしまうこともありますが、パンツが濡れた不快感や気持ち悪さに共感したり、成功を一緒に喜びあったりしながら関わっていきたいと思います。

10月の目標

*気温や体調の変化に留意してもらいながら健康に過ごす中で、できることを自分でやってみようとする
*戸外遊びや散歩に出かけ、秋の自然(食べ物、虫など)を見たり、触れたりすることを楽しむ

ももぐみ【靴の脱ぎ履きを頑張っています!】

 戸外遊びが大好きなもも組の子ども達。「お外に行くよ」と声をかけると、どの子も靴箱から自分の靴を持ってきて、テラスに座ることができるようになりました。始めは、靴を持ったまま座って待っていましたが、最近は保育者の「ビリビリしてごらん」の声掛けにマジックテープを剝がしたり、靴の中に足を入れようとしたり頑張る姿が見られます。また、どうしたらいいか分からない子は一緒に手を添えながら知らせていっているところです。子どもの小さな出来たところを褒めてやりながら、「自分で出来た」を増やし自信とやる気を育てていきましょう。

9月の目標

*気温の変化に留意しながら、生活リズムを整え、健康に過ごせるようにする
*身近な人や異年齢児と関わり、体を動かして遊びを楽しむ

ももぐみ【たくさん食べて、たくさん体を動かそう!】

 園では毎月身体測定を行い、給食の先生が身長と体重からカウプ指数を算出してくれています。もも組の子ども達は4月に比べると身長・体重も増えていますが、カウプ指数でクラスの半分以上の子に肥満気味という結果がでました。「肥満・肥満気味」と聞くと“ダイエットしないといけない”“食事制限しないといけない”という考えになりがちですが決してそうではありません。バランスの取れた食事をよく噛んで食べ、体をしっかり動かして運動することがとても大切です。いつも飲んでいるジュースをお茶や水にかえることも効果的です。よく食べて、たくさん体を動かして健康な体をつくっていきましょう。

8月の目標

*夏季の保健・衛生に留意し環境を整え快適に過ごせるようにする
*夏ならではの素材・自然物に触れ、体を動かして遊ぶことを楽しむ

ももぐみ【歌うの楽しいね!】

 先日、本物のカエルを見る機会がありました。興味を示して触ろうとする子、「怖~い」と後ずさりする子と反応は様々でした。そんな子ども達ですが『カエルの歌』は大好き!曲が聞こえると嬉しそうに歌ったり、体を動かしたりしています。ピアノを高音や低音で弾くと「大きいカエル」「小さいカエル」と音を聞き分けて、大きく表現したり小さく表現したりして楽しんでいます。初めて聴く曲はじっと耳を傾けていますが、繰り返し歌うことで保育者を真似て手足を動かしたり、少しずつ口ずさむ子もいます。今後も様々な歌を通して、想像性を膨らませ豊かな言葉や感性をのばしていきたいと思います。

7月の目標

*暑い夏を快適に過ごしながら簡単な身の回りのことを自分でしようとする
*保育者や友達と一緒に水遊びや感触遊びを楽しむ

ももぐみ【絵本大好き!】

 絵本が大好きな子ども達。♪おはなし、おはなし~♪と手遊びが始まるとすぐに集まり、今か今かと楽しみにしています。はじめは絵を見て楽しむだけでしたが、少しずつ言葉が出てきて「でておいで~!」や「ぞうさん、いなーい!」など絵本を見ながら話したり、保育者が尋ねると「うん」「うさぎさん!」などのやりとりができるようになったり、少しずつ言葉での反応が増えてきています。『だるまさが』のシリーズが好きで「どて~」「ぶしゅ~」「ぽにん!」と絵本を真似しながら動かす姿がとてもかわいいです。絵本は様々なものを覚えたり、発語につながったりするので、今後もいろいろな内容の絵本を楽しませいきたいと思います。

6月の目標

*梅雨期の衛生面や感染症に気をつけながら、気持ちよく過ごせるようにする
*梅雨の自然や生き物に興味を持ちながら様々な遊びを楽しむ

ももぐみ【食べるの大好き】

 もも組の子ども達は、給食時間が大好きです。園生活に慣れずに泣いていた子も、給食の時間になると泣き止んで美味しそうに食べています。また、少しずつスプーンを使っての食事にも取り組んでいて、中にはスプーンを持たせると自分ですくおうとする子も見られます。まだまだ手づかみ食べが多いですが、保育者にスプーンですくってもらったり、手を添えてもらって食べたりしながら、一人ひとりのペースに合わせて進めています。スプーンで口までもっていけた時は褒めながら意欲を高めていきたいです。また、給食時間だけに限らず、ままごと遊び等にもスプーンを取り入れ、操作がスムーズにいくようにしていきたいです。

5月の目標

*保育者に不安や甘えなど受け止めてもらいながら生活リズムを整え、安心して過ごせるようにする
*春の自然物に興味を持ち、見たり触れたりしながら遊びを楽しむ

ももぐみ【年間目標 ~人の関りと言葉~ 】

 保育者に見守られながら、一人遊びを十分に楽しむことを大切にし、少しずつ友達といることや一緒に遊ぶことの喜びを味わえるように促していきたいです。他者との関りがでてくると、大人の言うことがわかるようになり、呼びかけ、拒否を表す片言を使ったり、まだ言葉がでない子も指差しや身振りで教えようとしたりと、自分の思いを伝えたいという欲求が高まってきます。人や物の関わりの中で発語の意欲を育てたり、保育者と一緒に興味のある絵本を見ながら簡単な言葉を繰り返したり、模倣して言葉を使うことの楽しさを味わえるようにしていきたいです。

4月の目標

*一人にとりの生活リズムを大切にし、新しい環境に慣れ安心して過ごせるようにする。
*保育者との安心できる関わりの中で好きな遊びをみつけたり、春の自然に触れたりすることを楽しむ。

ももぐみ【うんとこしょ!どこいしょ!】

 子ども達が大好きな「大きなカブ」のお話。一人ひとりが役になって、簡単な言葉のやりとりを楽しみました。絵本の中のおじいさんやおばあさん・動物達のように、もも組の子ども達も後ろに連なってカブをひきます。「うんとこしょ!どこいしょ!」「まだまだカブは抜けません」のセリフがお気に入りで身振り手振りを交えて元気いっぱいに行っていました。言葉は、いろいろな人との関わりの中で育まれていきますが、絵本もその一つだといえます。温かい読み聞かせは言葉の習得だけでなく、豊かな心も育てるといわれています。ご家庭でも楽しい読み聞かせの時間をつくってみて下さい。

3月の目標

*進級への期待を持ちながら、簡単な身の回りのことをしようとする
*春への訪れを感じながら、保育者や友達と関わりながら様々な遊びを楽しむ

ももぐみ【いろいろな気持ち】

 絵本や手遊びをしている時の子ども達の表情を見ていると、内容に合わせて笑ったり悲しそうな顔や困り顔をしています。簡単な絵本の内容ではありますが、以前はじっと見ているだけだったのが、その表情の豊かさに成長を感じています。日常の中でも、怪我をしている友達を見て「いたい?」と眉を下げて尋ねたり保育者と一緒に「じょうず!」と励ましたりする姿が見られ、気持ちの共感や表現ができているようです。これからも、子ども達の様々な表情を引き出していけるような関りをもち、一人ひとりの子ども達の気持ちに共感していきたいです。

2月の目標

*自分でしようとする意欲を大切にしながら、出来る事に喜びや自信をもてるようにする
*簡単な約束を知らせてもらいながら、身体を動かす遊びを楽しむ

ももぐみ【郵便屋さんになってお手紙届け!】

 ♩しろやぎさんからお手紙ついた~♪と歌いながら郵便屋さんごっこを楽しみました。シールをペタペタ貼ってお手紙をポストに投函したり、帽子をかぶりバックを下げて郵便屋さんになって、お手紙をお友達や先生に届けたりして遊びました。お手紙を差し出したり、もらうと頭を下げる動作をする子、動作と一緒に「どうぞ。」「ありがとう。」の言葉を発する子もいました。この一年、発音の不明瞭さはありますが言葉の数が増え、一語文・二語文から簡単な文章としてお話ができるようになった子もいます。また、友達の関わりが増えたことでお話の中には友達の名前もたくさんでてきています。一人ひとりの言葉の発達段階を把握していきながら言葉を発する楽しさを伝えていきたいです。

1月の目標

*感染症に留意し、手洗いを十分に行いながら健康に過ごせるようにする
*友達と共感する喜びを感じながら伝承遊びを楽しむ

ももぐみ【上手にトイレできたよ】

 男の子は男児用便器で排泄したり、女の子は排尿後の始末を保育者に手伝ってもらいながら行うなど、トイレトレーニングも進んでいます。遊びたい気持ちが勝って「いや!」という反応も増えてきていますが、その都度やる気を引き出せるよう声掛けを行い、気持ちよく排泄できるよう促しています。個人差があり排尿の失敗もありますが、視線や言葉で知らせたり、「タオル」を取りにいこうとしたりする子もいて、子どもの成長に驚かされることも多いです。これからも子ども達の『やってみよう』という気持ちを褒めながら、楽しく取りくんでいきたいと思います。

12月の目標

*風邪や感染症に留意し、環境を整えながら健康に過ごせるようにする
*保育者に見守られながら簡単な身の回りのことを自分で行おうとする
*様々な言葉を知らせてもらいながら、保育者や友達と簡単なやり取りを楽しむ

ももぐみ【お友達と遊ぶの楽しいな】

 少しずつ自分達のしたいこと、してほしいことを言葉にできるようになってきました。それは遊びの中でも同じで、お友達と楽しい気持ちを共有しながら、一緒にブロックを高く積み上げたり、同じ色のものを集めたりと遊びのバリエーションも広がっています。先日は、もも組のお友達だけではなく、小規模の1歳児さんと遊んだり遠足にも一緒に出かけました。異年齢児交流では、お兄さん・お姉さんとも身体をたくさんつかって遊び、いつもは見せないちょっと甘えたい表情も見せていました。今後も同じクラスのお友達だけではなく、他のクラスとの交流も大切にしながら遊びを楽しんでいきたいです。

11月の目標

*簡単な身の回りのことに興味を持ち自分でしようとする
*保育者や友達と一緒に秋の自然に触れながら身体を動かすことを楽しむ