保育について

園の広場

つぼみぐみ【楽しく お手伝い】

 最近つぼみ組では、保育者の言葉や問いかけを理解し、行動に移せる子が増えてきました。遊んだ後にお片付けよ~ ここに いれてね」と言うとおもちゃを拾ってケースに入れたり、中には「○○ちゃんにハーイってしてね」と言うと、お友達を見分けてちゃんとその子に渡してくれる子もいます。ロッカーからカバンを出そうとしたり、枕を片付けようとしたり楽しみながら行っています。
このように言葉の理解と共に、簡単なお手伝いも少しずつできるようになっています。出来たら必ず「よくできたね」「ありがとう」等と声をかけることで自信につながります。お家でも、お手伝いを頼んでみませんか。

12月の目標

*感染症に留意し、一人ひとりの健康状態を把握しながら丈夫な体を作る
*冬の自然に親しみながら、保育者と一緒に季節の遊びや行事を楽しむ

ももぐみ【上手にトイレできたよ】

 男の子は男児用便器で排泄したり、女の子は排尿後の始末を保育者に手伝ってもらいながら行うなど、トイレトレーニングも進んでいます。遊びたい気持ちが勝って「いや!」という反応も増えてきていますが、その都度やる気を引き出せるよう声掛けを行い、気持ちよく排泄できるよう促しています。個人差があり排尿の失敗もありますが、視線や言葉で知らせたり、「タオル」を取りにいこうとしたりする子もいて、子どもの成長に驚かされることも多いです。これからも子ども達の『やってみよう』という気持ちを褒めながら、楽しく取りくんでいきたいと思います。

12月の目標

*風邪や感染症に留意し、環境を整えながら健康に過ごせるようにする
*保育者に見守られながら簡単な身の回りのことを自分で行おうとする
*様々な言葉を知らせてもらいながら、保育者や友達と簡単なやり取りを楽しむ

すみれぐみ【みんな強くなったね(体力測定)】

 6月から半年後行った10m走、鉄棒ぶら下がりは、みんなタイムアップ。ゴム跳びは、ほとんど引っかかることなく両足でジャンプ。そして、平均台渡りは18cm幅(2本並べて)を足を交わしながら摺り足、カニ歩きとそれぞれの歩き方で全員クリア。それならと9cm幅(1本)にチャレンジするとスルスルっと渡ってしまえる子もでてきました。前回は、保育者の手を借りなければ平均台に乗ることも足を動かすこともできなかった子、両足で踏み切って跳び上がれずバタバタと跳び越えていた子もしっかりできるようになっていました。普段から外でたくさん身体を動かしてたり走ったりしたことが、子ども達の成長につながり嬉しく思います。

12月の目標

*冬の健康な生活を知り、自分で行いながら元気に過ごす
*保育士や友達と見立て遊びをしたり、行事に参加することを楽しむ

たんぽぽぐみ【どんぐり・落ち葉がたーくさん!!】

 園庭で落ち葉拾いをしたり、池田湖公園に行ってどんぐり拾いをしました。公園には大小のどんぐりがたくさん落ちていて、友達と大きさや数を比べる姿が見られました。拾ってきたどんぐりは、粘土遊びの時、目や耳にして動物を作ったり、簡単な数遊びに取り入れたりして、いろいろ遊びを楽しむことができました。また、身近な木々の葉が緑から赤や黄色に変わる秋の自然現象に気づいたり、「イチョウ」「紅葉」「大きいのがカエデの葉」等と名前も知ることができました。この季節にしか味わえない秋の現象にたくさん触れ、お友達と楽しんだり、驚いたり不思議に思ったりして秋を大いに満喫した子ども達です。

12月の目標

*冬の衛生管理に留意し、一人ひとりが健康で快適に過ごせるようにする
*冬の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする
*年末・年始の社会事象や冬の自然現象に興味をもつ

ゆりぐみ【劇遊び】

 劇遊びで『ブレーメンの音楽隊』に取り組みました。配役を決めるところから子ども達と行い、希望の役を聞くと、多かったり少なかったりと偏りがありましたが、「かわっていいよ」とお友達にゆずってくれる優しい場面が見られたり、恥ずかしがっていた台詞も一所懸命覚えて大きな声で言えるようになってきました。また、劇で使う家もみんなで貼り絵で作ることになり、「まだ白い所があるよ」「私はここを貼るから、○○ちゃんはそっちを貼って」等と声をかけあいながら、みんなで作り上げる喜びを感じながら取り組むことができました。劇の完成までには、トラブルもありましたが、少しずつ友達のことを思う気持ちや、友達と力を合わせることの大切さを学ぶことができました。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする。
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ。
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る。

さくらぐみ【手話ってすごいな】

 発表会に向けて、合奏や合唱に取り組んできた子ども達。♫ナンバーワンにならなくてもいい~♩とみんなで声をそろえて歌って楽しむ姿がよく見られています。ご家庭で口ずさんでいた子もいたのではないでしょうか?今回初めて手話に挑戦しましたが、初めて『手話』という言葉を聞いたときは、「なにそれ?」といまいちピンとこない様子でした。手話は耳が聞えない人と話するためにあることや、それぞれの動きには一つひとつ意味があることを知らせていくと興味がわいたようで「面白い!」と楽しんで行うことができました。世の中には、耳が聞えない人、目が見えない人などいろいろな人がいることや、そういう人にどのように関わったらいいか等を知らせていけたらと思います。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける
*友達と共に一つの目標に向かって、協力したり取り組む楽しさや達成感を味わう
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ