保育について

園の広場

つぼみぐみ【お部屋の探索探検】

 入園して1か月がたち、それぞれの発達段階は違いますが、ハイハイや伝い歩きで自分の好きな物や気になる物のところへ行って、手に取って楽しんでいる子ども達。高月齢児は、保育者に「見て見て!」とでも言った顔で楽しい気持ちを知らせてくれたり、身体を揺らしたりご機嫌な様子を見せてくれます。低月齢児も腹這いやバンボに座って、気になるおもちゃを目で追ったり、手を伸ばして一生懸命に手を動かそうとしたりしています。それぞれの子ども達の興味に合わせた玩具で誘いながら、一人歩きやハイハイ、ずり這い等を促していきたいと思います。

5月の目標

*疲れが出やすい時期なので、個々の生活リズムを大切にし、機嫌よく過ごせるようにする
*室内、戸外での探索活動を楽しんだり、保育者と触れあい遊びをしたりして体を動かして遊ぶ

ももぐみ【食べるの大好き】

 もも組の子ども達は、給食時間が大好きです。園生活に慣れずに泣いていた子も、給食の時間になると泣き止んで美味しそうに食べています。また、少しずつスプーンを使っての食事にも取り組んでいて、中にはスプーンを持たせると自分ですくおうとする子も見られます。まだまだ手づかみ食べが多いですが、保育者にスプーンですくってもらったり、手を添えてもらって食べたりしながら、一人ひとりのペースに合わせて進めています。スプーンで口までもっていけた時は褒めながら意欲を高めていきたいです。また、給食時間だけに限らず、ままごと遊び等にもスプーンを取り入れ、操作がスムーズにいくようにしていきたいです。

5月の目標

*保育者に不安や甘えなど受け止めてもらいながら生活リズムを整え、安心して過ごせるようにする
*春の自然物に興味を持ち、見たり触れたりしながら遊びを楽しむ

すみれぐみ【戸外遊び】

 天気がいい日は、園庭に出てたくさん遊びました。遊具で遊ぶだけではなく、追いかけごっこや『オオカミさん、いま何時?』という言葉の掛け合いをしながらの追いかけごっこなどを楽しみました。また、フープを使った色探し遊びでは、まだ自分のグループの色がわからず戸惑う子や『あか』『あお』と言いながら楽しそうに見つけてフープの中に入る子、お友達の後ろをついて行く子と様々でした。今後も戸外で身体を思いっきり使った遊びを楽しみながら、丈夫なからだつくりをしていきたいと思います。

5月の目標

*保育者の援助を受けたり、仕方を知らせてもらいながら、身の回りのことを自分でしようとする
*春の自然を感じながら、保育士や友達と一緒に体をのびのびと動かして遊ぶ

たんぽぽぐみ【自分のことは自分で】

 新しい生活にも慣れ、少しずつ身の回りのことが自分でできるようになってきました。朝や帰り、給食やお昼寝の準備や片付けなど、することはたくさんありますが、一つひとつ流れを覚えて時間はかかりますが自分で行っています。先日から水筒を準備していただき、水筒のお茶も自分で注ぐことに挑戦しています。まだこぼしてしまうこともありますが、保育者と一緒に頑張っています。時々甘えて「できない」と言ってくることもありますが、励ましたり褒めたりしながら関わっています。生活習慣の自立は園と家庭との連携が大切ですので、子ども達のために一緒に取り組んでいきましょう。

5月の目標

*一人一人の欲求を十分に満たし、情緒の安定した生活ができるようにする
*保育者に知らせてもらいながら、身のまわりのことをやってみようとする
*友達や保育者と好きな遊びを見つけて楽しむ

ゆりぐみ【英会話】

 ゆり組になって、月2回楽しい英会話があります。4月の英会話では、まず自分の名前を言ってみましたが、初めての英語や先生に戸惑いがあり小さい声になったり、ぎこちなさや緊張が見られました。しかし、一緒に歌ったり体を動かしていく中で、次第に笑顔がみられるようになり、楽しく笑う姿や先生の発音を真似して言ってみようとするようになってきました。子どもたちにとって、英会話が楽しみになってきているようです。英語に慣れるには、まず聞く力がつかないと正しく発音することはできません。先生の発音をしっかりと聞いて真似することで英会話を楽しめるようにしていきたいです。

5月の目標

*自分でできることに喜びを感じ、身の回りのことをしようとする
*春の自然に興味・関心を持ち、草花・虫などを見たり、触れたりして遊ぶことを楽しむ
*戸外で思い切り体を動かして気の合う友達や保育者と一緒に遊ぶ

さくらぐみ【お兄さん・お姉さんになったよ】

 4月から入園してきた小さいクラスのお友達に興味津々の子ども達。「○○君の弟でしょ」「○○ちゃんの妹可愛いね」等、子ども達の間で小さいクラスの子の話が聞かれます。戸外へ出ると、すぐに駆け寄り一緒に遊んであげたり、遠足ではすみれ組さんと手を繋ぎ、優しくリードしながら歩いたりする姿を見ると、植松保育園のお兄さん・お姉さんとして頑張っているなと嬉しく思います。これからも、年下の子だけではなく、年上、同年齢の友達ともいろいろな経験をしていきながら、譲り合ったり、助け合ったりするなど優しい心や時には我慢することも学んでいってほしいと思います。

5月の目標

*生活の仕方がわかり、身の周りのことを積極的にしようとする
*戸外で自然に触れたり、十分に体を動かして遊ぶことを楽しむ
*友達と一緒に目標に向かって頑張る