保育について

園の広場

さくらぐみ【どんなお店屋さんがあるかな?】

 もうすぐお店屋さんごっこがあるので、少しずつ商品つくりを楽しんでいます。さくら組は「おもちゃ屋さん」の商品担当で「先生、作りたい」と、とても積極的です。お店屋さんごっこをするにあたって、お店の種類を尋ねると「やおや」「電気屋」「雑貨屋」等と答えることはできていましたが、実際に何を売っているのか答えるのが難しい店もありました。自分達で考えたり保育者に教えてもらった後、店舗を書き入れた紙に自分での店の商品を描き入れて楽しみました。最近は、大型店舗になっているため、なかなかお店の種類に触れることはありませんが、ゆっくりしたお買い物の際、子ども達とお店の種類を考えてみるのも楽しいかもしれませんね。

10月の目標

*気温の変化に応じた生活の仕方がわかり、快適にすごせるようにする
*友達と共通の目的を持ち、協力しながら活動を進めていく楽しさを味わう
*秋の自然に関心を持ち、工夫しながら遊びに取り入れて楽しむ

さくらぐみ【戦争って怖いね】

 8月9日に長崎に原子爆弾が落とされ、たくさんの人が命を落としました。決して忘れてはいけない日であり、写真などを通して話をしました。「爆弾が落ちてきたんだよね」「きのこ雲知ってる」などと会話が飛び交いました。また、平和記念像も「テレビで見たことある!」という子もいました。生活の中で友達と喧嘩く生じますが戦争も喧嘩の一つです。そこで友達と仲良くしようとする気持ちと平和を願いながら共同制作に取り組むことにしました。みんなで作った達成感や協力することの大変さ、楽しさを感じることができ、玄関に飾ってあるのを嬉しそうに眺める姿も見られました。これからも友達とぶつかることはあると思いますが、その中で相手の気持ちを知ったり、受け止めることができる心を育てていきたいと思います。

9月の目標

*適切な運動と休息の必要性を知り、健康衛生に留意して生活する
*共通の目的に向かって思いや考えを出し合いながら友達との繋がりを深めていく
*身近な自然に関心を持ち、季節の変化に気づく

さくらぐみ【オクラときゅうりの収穫】

 みんなで植えたオクラときゅうりの収穫をしました。雨が続き、その間に大きくなっていたことに子ども達は大喜びでした。しかし残念なことにきゅうりの中には病気にかかっていて、花が咲いても実にならず枯れてしまったものがありました。「病気なの?」と、とてもがっかりしていました。今回の経験で植えて水と栄養をやったら必ず実をつけるのではないことを知り、野菜を育てることの大変さを感じることができました。今、子ども達は、苗を植えたり、水をやったり収穫をしたり、クッキングなどでも食べ物に触れる機会が多くあります。『食』の大切さや食べ物と体の繋がり、感謝の気持ちをもつことができるように今後も取り組んでいきたいと思います。

8月の目標

*夏季の健康な過ごし方がわかり、快適に過ごす
*友達と協力したり、競い合ったりすることを楽しむ中で、体を思いきり動かす
*夏の自然事象に関心を持ち、夏ならではのダイナミックな遊びを楽しむ

さくらぐみ【にこにこ運動】

 先日、さくら組では交通事故がなくなりますように、ごみがない街になりますようにと、そんな思いを込めて作った「飛び出し注意」「ポイ捨て禁止」の看板を取り付けに行きました。その後、みんなで地域の公民館のごみ拾いも行いました。出かける前にごみには燃えるゴミ・燃えないゴミ・リサイクルごみ等といろいろなごみがあり分別しなければいけないことを話すと興味津々の子ども達でした。特にリサイクルごみが、再利用や再生されていることには驚いていました。今回の経験で、『もの』を大切にしよう、ごみを減らそうという気持ちを持つことができました。今後も子ども達と一緒に環境について考えていきたいと思います。

7月の目標

*夏季の健康・安全な過ごし方を知り自ら行う
*夏ならではの遊びを楽しむ中で、全身を動かして遊ぶ
*友達と協力しながら、一つのことに向かって頑張ることに喜びを感じる

さくらぐみ【たけのこの皮むき】

 旬の食材である「たけのこ」の皮むきをしました。たけのこが大きくなったら竹になることを知らせてもらうと「パンダが食べる竹!」と驚いている様子や皮をむくと「茶色いところはふわふわしているけど、白いところはつるつるしてる!?」と発見もあり、とても楽しんでいました。また、「たけのこの皮は何枚あるかな?」と調理の先生に尋ねられると、みんなで数え予想以上に皮があり驚いていました。むいた皮でお面や鉄砲等に見立てて遊ぶことができ、給食では自分たちでむいたたけのこが使われていて「おいしい!」と喜んで食べていました。

6月の目標

*梅雨期の過ごし方を知り、衛生週間をみにつける
*梅雨期の自然現象や生き物に興味・関心を持って関わる
*自分の考えや思いを出し合いながら遊び、友達や異年齢児との繋がりを広げる

さくらぐみ【お兄さん・お姉さんになったよ】

 4月から入園してきた小さいクラスのお友達に興味津々の子ども達。「○○君の弟でしょ」「○○ちゃんの妹可愛いね」等、子ども達の間で小さいクラスの子の話が聞かれます。戸外へ出ると、すぐに駆け寄り一緒に遊んであげたり、遠足ではすみれ組さんと手を繋ぎ、優しくリードしながら歩いたりする姿を見ると、植松保育園のお兄さん・お姉さんとして頑張っているなと嬉しく思います。これからも、年下の子だけではなく、年上、同年齢の友達ともいろいろな経験をしていきながら、譲り合ったり、助け合ったりするなど優しい心や時には我慢することも学んでいってほしいと思います。

5月の目標

*生活の仕方がわかり、身の周りのことを積極的にしようとする
*戸外で自然に触れたり、十分に体を動かして遊ぶことを楽しむ
*友達と一緒に目標に向かって頑張る

さくらぐみ【年間目標 ~ことば遊び~ 】

 お友達とのおしゃべりが大好きな子ども達。しかし、人の話は落ち着いてが聞けず自分の話ばかりしたり、必要な時、必要なことを相手に伝えることが難しい子がいます。今年度のさくら組では『言葉遊び』をテーマにして、様々な言葉遊び、伝承遊び、文字遊び等を通して、友達と一緒に言葉の楽しさを感じながら、聞く力・伝える力を身につけていきたいと思っています。また、同時に集中力を養い、話を聞いて理解すること、一つのことを最後までをやりとげることができるよう関わり、見守っていきたいと思います。文字の読み書きも遊びの中で触れ、興味・関心をもたせていきたいです。

4月の目標

*新しい環境になれ生活の流れを知り、出来ることは自分でする。
*進級したことを喜び、新しい保育士や友達と好きな遊びを楽しむ。
*身近な春の自然に興味・関心を持つ。

さくらぐみ【最後のクッキング】

 子ども達がいつも楽しみにしていたクッキング。最後は今までお世話になった先生方へ感謝の気持ちを込めて『マドレーヌ』を作りました。今回は卵割に挑戦!「容器にやさしくコンコンって叩いてから割ってね」と知らせてもらい挑戦しましたが、力加減が難しく強く叩きすぎて中身が割れててしまう子、慎重になりすぎて何度も容器にコンコンし続ける子と様々でした。難しいところは、手伝ってもらいながら他の材料を混ぜ合わせたり、型に流し入れたりとたくさんの工程を頑張った子ども達。焼き上がったマドレーヌは「ありがとうございました。」の感謝の言葉と共に先生方に渡し「おいしい、ありがとう」と言ってもらい、とっても嬉しそうでした。

3月の目標

*生活に必要な習慣や態度を身につけ、自信をもって生活する
*たくさんの人と出会いに感謝しながら、充実した園生活をおくる
*感じたことや経験したことを文章や言葉で表現する

さくらぐみ【信号、標識、見れるかな?】

 子ども達から「ランドルセル買ったよ!」「学校まで歩いていったよ!」等という話を聞くようになりました。学校へ行くまでに、踏切や信号、標識などがあったり、危険な箇所もたくさんあります。保育園でも散歩に出かけた際、信号を見るように促したり、標識の意味を知らせたり、どこがどのように危ないのかを一緒に考えたりしていますが、まだ十分意識できていなかったり、気になるものがあると咄嗟に走ってしまったりと危険な行動も見られ、ヒヤッとする場面もあります。交通ルールを知り守ることは自分の命を守るためにとても大切なことです。就学に向けてご家庭でも一緒に歩く練習をしながら、どこが危険かを一緒に考えてみ下さい。

2月の目標

*冬の健康な過ごし方がわかり、自ら気をつけて生活しようとする
*一つの目的に向かって互いに協力したり、認め合ったりする中で仲間意識を深めていく
*身近な冬の自然事象に自ら関り、考えたり、調べたりしながら関心を高める

さくらぐみ【ケーキを作ったよ】

 12月のクッキングはクリスマスケーキ作りでした。ずっと前から楽しみにしていて、グループのお友達とデザインを考え、心待ちにしていました。しかし、実際にやってみると難しく「クリームが固まらないよ。」「クリームを塗ったらスポンジが破れた!穴ほげちゃった!」と苦戦する様子も…「お店にあるケーキすごいね」と、ケーキ作りの難しさを感じつつも、みんなで協力してナッペ作業や果物の飾りつけ等を行いました。自分達で作ったケーキは格別においしかったようで「おいしい。」と笑顔溢れる子ども達。先生達にもお裾分けし「おいしかったよ。」と言ってもらい、心もお腹も満たされたようでした。

1月の目標

*冬の生活習慣が身につき、健康に過ごす
*冬の自然事象や伝承遊びに興味・関心をもつ
*仲間意識を高めていきながら、友達と一つの目標に向かって頑張ろうとする

さくらぐみ【手話ってすごいな】

 発表会に向けて、合奏や合唱に取り組んできた子ども達。♫ナンバーワンにならなくてもいい~♩とみんなで声をそろえて歌って楽しむ姿がよく見られています。ご家庭で口ずさんでいた子もいたのではないでしょうか?今回初めて手話に挑戦しましたが、初めて『手話』という言葉を聞いたときは、「なにそれ?」といまいちピンとこない様子でした。手話は耳が聞えない人と話するためにあることや、それぞれの動きには一つひとつ意味があることを知らせていくと興味がわいたようで「面白い!」と楽しんで行うことができました。世の中には、耳が聞えない人、目が見えない人などいろいろな人がいることや、そういう人にどのように関わったらいいか等を知らせていけたらと思います。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける
*友達と共に一つの目標に向かって、協力したり取り組む楽しさや達成感を味わう
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ

さくらぐみ【実りの秋】

 秋と言えば収穫の秋!「春に植えた稲や苗は大きくなっているかな~」と何日も前から期待し、当日も楽しみながら収穫をしました。今年は、例年に比べて雨が少なかったこともあり、収穫量は少なめでしたが子ども達は、稲の1本1本を大切にしながら収穫することができました。稲刈りでは、ハサミや鎌を使いましたが、ハサミで切るのは硬くてなかなか切ることができませんでしたが、鎌では束になった稲をバサッと切ることができ、「すごい!」と驚きの表情の子ども達でした。「せんせーい、いっきに切れたよ」と刈った稲を嬉しそうに見せてくれました。収穫した稲は、脱穀・もみすり・精米と段階を経て、お米になることを体験の中で確認できました。11月には収穫したお米を使ってクッキングでおにぎりを作る予定です。

11月の目標

*気温差を感じ必要な生活習慣を身につけ、自ら行って行く
*季節の変化に気づきしぜん事象に興味・関心を持つ
*共通の目的や目標を持って遊びを工夫しながら、遊びの内容を豊かにしていく