保育について

園の広場

さくらぐみ【力を合わせて】

 運動会に向けてたくさんのことを頑張ってきた子ども達。その中でもマーチングの練習は毎日少しずつ取り組み、完成できるように頑張ってきました。初めは、カラーガードの持ち方、倒し方、また楽器の持ち方や鳴らし方からのスタートでした。難しいと感じることもあったようですが、それ以上に出来た時の喜びが大きかったようで、「まだ練習やりたい」「もっとやる!」と意欲的に取り組めていました。楽器とカラーガードと合わせて練習した時の子ども達の顔は、とても嬉しそうでした。また、「楽器すごいね」「カラーガードさんも上手」と、お互いを褒め合う姿も見られ、クラスで一致団結して取り組んでいくことができました。今後も友達と同じ目標を持ち、力を合わせて一緒に取り組んでいきたいと思います。

9月の目標

*適切な運動と休息の必要性を知り、健康衛生に留意して生活する
*友達と一緒に目標に向かって頑張り、達成感・満足感を味わう
*身近な自然に関心を持ち、季節の変化に気づく

さくらぐみ【シャボン液ってどうやって作るのかな?】

 シャボン玉遊びをしました。今回は自分たちでシャボン液を1から作りました。大きなプールに水が入っていましたが、それではシャボン玉ができないことは子ども達もわかっていて、保育者が準備した洗濯糊やガムシロップを入れみました。水がトロッと変化してきたので、もしかして…と試しに膨らませてみましたが、やっぱり膨らみません。最後に登場した材料が洗剤!やっとシャボン玉ができ大喜びしたのも束の間、もっと大きく膨らませようと、自分達で「〇〇をもっと入れてみよう?」などと友達と相談しながら材料を調合すると、大小のシャボン玉やもこもこのシャボン玉などがたくさんできました。自分達で試行錯誤しながら取り組むという経験が今後の遊びや活動に繋がればと思います。

8月の目標

*夏期の健康な過ごし方がわかり、快適に過ごす
*友達と協力したり、競い合ったりすることを楽しむ中で思い切り体を動かす
*夏の自然現象に関心を持ち、夏ならではのダイナミックな遊びを楽しむ

さくらぐみ【初めてのクッキング】

 先日初めてのクッキングがあり、今回は梅を漬ける作業を行いました。まず優しく梅を拭いてへたをとりました。爪楊枝を差し込んでへたをとるのは意外と難しく思うようにいきませんでしたが、コツをつかむとできるようになり「簡単~!」と言いながら、梅の良い香りのなか楽しんで取り組むことができました。次は、容器にへたをとった梅と塩を交互に入れ、無事初めてのクッキングは終わりました。2回目はシソをもんで入れて、どんどん赤くなっていく様子を毎日楽しみにしながら観察しています。これからのクッキングも身近な食材に触れ、様々な体験・発見をしながら食育への関心を高めていきたいです。

7月の目標

*夏期の健康・安全な過ごし方を知り、自ら行う
*夏ならではの遊びを楽しむ中で全身を動かして遊ぶことを楽しむ
*友達と協力しながら、一つのことに向かって頑張ることに喜びを感じる

さくらぐみ【そら豆の皮をむいてみると…】

 そら豆の皮むきをしました。「そら豆って知っている?」と尋ねると「知っている!そらまめくんのベッドのそらまめ!」と、出てきたのは絵本の名前でした。皮むきは全員が初めての経験で、絵本でそら豆がふわふわということは知っていましたが、実際はどうなっているんだろう…?」「早くあけてみたい」と興味津々でした。皮をむくと、中に白くてふわふわしたものがあり、「あっ!これがそらまめくんのベッドだ!」と大興奮で、実際に触ったり、匂いをかいでいました。白い部分は中の豆を守るためにあること、また、この部分から栄養がいくことを知ると、「そら豆ってすごいね」関心する子ども達でした。お昼には、茹で上がったそら豆も、おいしそうに食べていました。

6月の目標

*梅雨期の過ごし方を知り、衛生習慣をみにつける
*梅雨期の自然事象や動植物に興味・関心を持って関わる
*自分の考えや思いを出し合いながら遊び、友達や異年齢児との繋がりを広げる

さくらぐみ【年長児になったよ】

 先日、春の遠足がありあした。さくら組は、すみれ組(2歳児)と手を繋いで池田湖公園までいきました。「一緒に行って、どうだった?」と聞くと、歩かないと言ったり自分より先を行こうとする子など大変だったと感想をはなしてくれました。それでも「僕が行こうと言ったら歩いてくれたよ。」「私の言うことちゃんと聞いてくれたよ。」と、大変な事より喜びの方が大きかったようです。このような関りの中で、慕われる喜びを感じ、小さい子に対しての思いやりの気持ちを育てていきたいと思います。遠足後、園庭にでると名前を覚えていて「○○ちゃんだ!」と、呼びかけて関わっている姿が見られます。保育園のリーダーとして、これから一年頑張ってほしいと思います。

5月の目標

*生活の仕方が分かり、身の周りのことを積極的にしようとする
*戸外や散歩など、十分に体を動かして遊ぶことを楽しむ
*身近な自然や生き物に触れることを喜び興味・関心をもつ

さくらぐみ【自分の力を発揮し主体的に遊ぶ】

 成長と共に様々なことができるようになり、遊びの幅も広がってきました。いろいろなことに興味・関心を示し「やってみたい」と意欲的な姿が見られます。反面、自分が選んだ遊びにも集中できず、途中で投げだしたり、遊びを次々代えたりする子もいます。このような現状から今年度は、一つのことにじっくり取り組める力を育てていきたいと思っています。体を思いっきり動かして遊んだり、個々に目標を持ち諦めない気持ちや達成する喜びなどを味わせたり、机上遊びでは座って自分が選んだ遊びに集中して取り組めるよう、遊びの内容・環境の工夫をしていきたいです。そして、子どもが遊びの過程で頑張ったこと、自ら考えたり、工夫したりしたことを認め、褒めることで、自信や「またしてみよう」とする意欲に繋げていきたいと思います。

4月の目標

*新しい環境になれ生活の流れを知り、出来ることは自分でする。
*進級したことを喜び、新しい保育士や友達と好きな遊びを楽しむ。
*身近な春の自然に興味・関心を持つ。

さくらぐみ【楽しかったクッキング】

 最後のクッキングで「マドレーヌ」を作りました。事前に材料を聞いてきたり、卵を割る練習までしてきた子もいました。はじめて使用した『コーンスターチ』『ベーキングパウダー』に「何それ?」と言っていましたが、サクサクの食感やふっくら膨らますための材料であることを知ると「すごい!」と出来上がりがさらに楽しみになったようです。焼く工程では「うわっ、お山みたい」と大興奮でした。出来上がったマドレーヌは、今回は自分達が食べるだけでなく、お世話になった先生達にもラッピングしてプレゼントしました。クッキングを通して、食べ物の大切さ、一つの食べ物ができるまでにいろいろな人が関わっていること等を知り感謝の気持ちをもつことができました。小学校にいってもその気持ちを忘れないでほしいと思います。

3月の目標

*生活に必要な習慣や態度を身に着け、自信を持って生活する
*たくさんの人との出会いに感謝しながら、充実した園生活を送る
*感じたことや経験したことを文章や言葉で表現する

さくらぐみ【おもいやり】

 生活や遊びの中で、人にぶつかり相手が痛がっていると「ただぶつかっただけたい」とか「ごめんって言った!」という男の子がいました。故意的にしていないと、相手の立場に立って考えられなかったり「ごめん」と言えば全て解決すると思っていたりする子がいます。「相手の立場になってごらん」「気持ちを込めて謝るんだよ」と言っても言葉で知らせていくことはなかなか難しいことです。しかし、「わくわく広場(異年齢児遊び)」等では自ら小さい子の手をとり「こっちよ」「こうするとよ」と優しく声をかけている姿が見られます。小さい子には優しくできても同年齢だとプライドもあり、ちょっとしたことでも対立が起きるようです。いろいろな人と関わる中で相手の痛み、悲しさを知らせていきたいです。

2月の目標

*冬の健康な過ごし方がわかり、自ら気をつけて生活しようとする
*一つの目的に向かって互いに協力したり、認めあったりする中で仲間意識を深めていく
*身近な冬の自然事象に自ら関り、考えたり、調べたりしながら関心を高める

さくらぐみ【クリスマスツリーを作ったよ】

 クリスマスを前に、子ども達から「おっきいツリーを作りたい!」の声があり、みんなで作ることにしました。話し合いで、トイレットペーパーの芯で土台を作ることになり、絵の具や筆を準備する人、誰がどの色を塗るか等、役割を分担しながら楽しそうに進めていく姿に、子ども達の成長を感じました。芯が少なくなると「家から持ってきたよ」と持ってきてくれたり、他のクラスに芯を回収に行ってくれたりしました。最後に一人ひとりが作った飾りをかざり素敵なクリスマスツリーが完成しました。ツリーの星の輝きのように、子ども達の友達と一緒に考えたり、工夫したり、協力しながら作る姿も、それに負けないくらいキラキラ輝いていました。

1月の目標

*冬の生活習慣が身につき、健康に過ごす。
*冬の自然現象や伝承遊びに興味・関心を持つ。
*仲間意識を高めていきながら、友達と一つの目標に向かって頑張ろうとする。

さくらぐみ【おにぎり作り】

 6月に行った田植えから稲刈り、脱穀、精米と行いやっといつも目にするお米となりました。そこで今回のクッキングはそのお米を使っておにぎりを作り。おにぎりの中には、自分達でつけた梅干し「あかたろう」を入れます。朝から軽量カップで「一合、二合…」とはかり、水がきれいになるまで、お友達と交代しながらゴシゴシと研ぎ、お昼には、ごはんがふっくら炊き上がりました。おにぎり作りでは「梅干し苦手なんだよね…」と言う子もいましたが、量を自分で調整しながら「このくらいなら大丈夫」「たくさん入れよう」等と言いながら思い思いのおにぎりができました。三角にするのは、難しかったですが自分のおにぎりに大満足で、とてもおいしそうに食べていました。約半年、田植えからごはんになるまでの一連の流れを体験することで、お米を育てる大変さやたくさんの人や食べ物への感謝の気持ちをもつことができました。

12月の目標

*病気の予防や衣服調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける。
*友達と共に一つの目標に向かって、協力して取り組む楽しさや達成感を味わう。
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心を持つ。

さくらぐみ【みんなで絵本つくり】

 先月、子もたちに「絵本を作ってみない」と投げかけると、すぐに「お化けがでてくるのがいい。」「ハロウィンのお話もよさそう」と次々と意見が出てました。早速「おばけどうしようか?」と考えていると「魔女が出てきて~、おばけにされちゃうとかは?」と意見で、それにみんな大賛成!「どうして、おばけにされちゃう?」「いじわるばかりしてるから」と、どんどんストーリーは展開していきました。そんな中、時間がかかったのが主人公の名前決め。けんたろうくん、こうくん…たくさんの候補が出て、多数決で「さっくん」に決定ました。「え~違うのがよかったな~」と残念がる声もきかれましたが、他の人の意見を受け入れるという大切な経験ができました。絵もみんなで考えながら描き『さっくんのハロウィンのぼうけん』の絵本がかんせいしました。他のクラスのお友達にも見せてやり大好評でした。

11月の目標

*気温差を感じ必要な生活習慣を身につけ、自ら行って行く。
*季節の変化に気づきしぜん事象に興味・関心を持つ。
*共通の目的や目標を持って、遊びを工夫しながら遊びの内容を豊かにしていく。

さくらぐみ【SDGs】

 先日、SDGsについて知らせ、一緒に何ができるかを考えました。前に廃材を使った遊びを行ったとき、ペットボトルがリアサイクルされて洋服になったり、空き缶が車の部品になったりすることを知らせると驚いていた子ども達。今回は、レベルレスのペットボトルを見せると「何それ?」と興味津々な様子。「ラベルがないことで、ゴミが減るんだよ。」と知らせると「なるほど。」と納得、感心していました。ゴミをたくさん出さないために、物を大切にして長く使うこと、水や電気を出しっぱなし、つけっぱなしにしないことなど、子ども達なりに考えたくさんの意見がでました。難しいこともありますが、自分達でできる小さなことから日々取り組んでいきたいです。ご家庭でも、できることから子ども達と一緒に取り組まれてみて下さい。

10月の目標

*気温の変化に応じた生活の仕方がわかり、快適に過ごせるようにする。
*友達と共通の目的を持ち、協力しながら活動を進めていく楽しさを味わう。
*秋の自然に関心を持ち、工夫しながら遊びに取り入れて楽しむ。