保育について

園の広場

つぼみぐみ【給食だ~いすき!!】

 給食の時間になると、つぼみ組の部屋では「マンマ!マンマ!」の声や待ちきれず机をたたく子もいたり、とても賑やかです。子ども達にとって、給食時間は遊ぶことと同じくらい楽しくて嬉しい時間です。「手をあわせましょう。」の声に合わせてパチン!と手を合わせる子も増え、「いただきます。」の挨拶も上手になってきました。味覚も育ってきて、口に合わなかったりすると口から出したり、顔を背けることもあります。保育者が「あ~ん」と口を開けて見せたり、モグモグ動かして見せながら、少しずつでも口へ入れることができれば、たくさん褒めて食べた喜びを味わえるようにしています。最近では、自分で!という気持ちが出てきて、スプーンを持つと、しっかり握り頑張ってすくう姿も見られるようになってきているので『食べたい』から『食べよう』という意欲を育てていきたいと思います。

10月の目標

*気温差に応じて衣服・寝具の調節しながら健康に過ごす。
*保育者と一緒に戸外遊びや散歩を通して秋の自然に触れたり、探索活動を楽しむ。

ももぐみ【トンボのめがね】

 先日、絵本を見ながらトンボを知らせていると、園庭を見て「トンボ!」「トンボが飛んでいる。」と指差ししたり保育者と一緒に♪トンボのめがねは~♪と歌をうたったりする子もいました。また、製作したトンボのめがねをかけカラーセロハンで視界の色が変わることを喜び、「赤色めがね!」「青色めがね!」と色を言ったり両手を広げて園庭を走り回ったりと思い思いにトンボになりきって楽しむことができました。実際、トンボを虫取り網で捕まえて見せると、苦手な子もいますが触ろうとする子もいました。実際に見て、音楽に合わせて表現したりと五感で体験していくことで子どもの興味がでてきています。また、五感で経験したり感じたことが言葉へと繋がるので名称だけでなく、その時の行為や気持ちを保育者が代弁することで語彙数を増やしたり、言葉で表現して伝える喜びを感じさせていきたいです。

10月の目標

*気温や体調に留意してもらいながら健康に過ごす中で、できることを自分でやってみようとする。
*戸外遊びや散歩に行き、秋の自然を見たり、触れたりすることを楽しむ。

すみれぐみ【老人ホームに慰問に行ってきました】

 年長さんと老人ホームに慰問に行きました。保育園バスに乗り、バスの中で目をキラキラさせて「楽しい!」と連呼する子ども達…ホームでは「手のひらを太陽に」の体操をしたり、秋の歌「とんぼのめがね」と「どんぐりころころ」を歌いたくさんの拍手をいただきました。その後、手遊び「やきいもグーチーパー」「幸せなら手をたたこう」では、おじいさん・おばあさんたちとじゃんけんをしたり、手をあわせたり、握手などをして触れ合いました。最初は緊張している子もいましたが、少しずつ慣れると笑顔もでてきた子ども達。これからも、いろいろな人との触れあいを大切にしていきたいと思います。

10月の目標

*季節の変化や朝晩の気温差に留意し、健康的に過ごせるようにする。
*体を動かしたり、戸外出かけどんぐりや落ち葉などに触れながら秋の自然に興味をもつ。

たんぽぽぐみ【粘土遊び】

 粘土を使って体を造りました。頭の下には首があることや手・足はどこから出ているかなど一つ一つ子どもに確認しながら、粘土遊びを通して体のつくりを知らせていきました。「首は頭より太い?細い?」「手は
どこからでている?」などのやりとりをしながら「首の方が細い!」「手は肩からでている!」と言いながら造っていきました。しかし、部位の名前が分からず首から手をだしたり、頭と胴がくっついている子もいました。体を使った遊びを楽しみながら、体のいろいろな部位の名称を知らせたり、体のつくりや大きさ、太さなどにも気づき、表現へと繋げられるようにしていきたいと思います。

10月の目標

*朝夕と日中の気温差に留意し、衣服の調節を行いな健康に過ごせるようにする。
*生活の仕方が分かり、身の回りのことを自分でしようとする。
*身近な秋の自然に興味をもち、触れたり遊びに取り入れて楽しむ。

ゆりぐみ【鉄棒遊び】

 ゆり組の一年間の目標『鉄棒の前回り、縄跳びの一人跳び』ができるように頑張っています。その姿を運動会でお見せすることができず残念でしたが、進級当初に比べて格段にできるようになった子が増えてきました。鉄棒は、“跳び乗る”という動作が難しく、鉄棒の高さを調節したり、保育者が介助しながら自分で跳び乗ることができるようにしていきました。しかし、跳び乗ることが出来てもお腹で体を支え、きつくなって降りてしまう子もいます。お腹ではなく腕で体を支えることができるように、鉄棒だけではなく太鼓橋や雲梯遊びも取り入れ腕の力や持久力をつけています。最近では、園庭の鉄棒でも「先生、鉄棒したい。」と言ってくる子ども達。“継続は力なり”と言われていますが、友達に刺激を受けたり、保育者の励ましを受けながら、安全に楽しく続けていきたいと思います。

10月の目標

*気温差や活動に応じて、衣服の調節や汗の始末に留意し健康に過ごせるようにする。
*収穫などを通して身近な秋の自然に触れ、興味や関心を持ちながら楽しむ。

さくらぐみ【ロボットつくり】

 お店屋さんごっこに向けて少しずつ商品作りを行っています。中でも、子ども達が一番張り切っているのが、ロボット作り。「お家で考えてきたよ。」と、何人かの子は、設計図を描き、色を塗り、どこがどんな働きをするのかまで詳しく描いていて、「見せて、見せて!」と周りの友達が興味津々。「すごいね。おもちゃ工場で働けるんじゃない。」などの声も聞かれていました。ロボット作りへの発想は次々と膨らむ子ども達ですが、思った通りに形にすることは難しいようです。空き箱や牛乳パックを片手に、どうしようかと悩みながら、「できた!」と立たせてみると、倒れてしまったりと「やっぱりこっちにしよう。」「これはどうかな…」と悪戦苦闘しながら、なんとか完成することができました。今回の経験の中で、一つのものを作り上げることの難しさと、出来た時の喜びを十分に味わった子ども達。何もないところから形あるものを作ることは大人でも難しいことです。子ども達にしかない発想を大切にしながら、今後も自由に制作を楽しめるようにしていきたいです。

10月の目標

*気温の変化に応じた過ごし方を知り、健康に過ごせるようにする。
*戸外遊びや散歩を通して、全身を使った遊びを楽しむ。
*身近な自然や動植物に関心を持ち、季節を感じたり、それらを使って遊ぶことを楽しむ。