保育について

園の広場

つぼみぐみ【おおきくな~れ つぼみっ子】 ~こんなことができるようになったよ~

 子ども達は、この一年で大きく成長しいろいろなことができるようになりました。特に、運動面では這い中心から個人差はありますが、自由に歩くことができるようになり、中には走り回ることもできるようになった子もいます。また、生活面では身の回りのことに少しずつ興味を持ち『自分でやってみよう』という姿がみられるようになりました。自分の大きなバックを引きずって持ってきたり、パンツ、ズボンも自分で穴の中に通そうとしたり、その頑張る姿はかわいらしいものです。子どもの可能性を引き出すのは私たち大人の役目です。これからは、手をかけるだけでなく一歩引いて温かく見守ることも大切になってきます。今後も子ども達の成長を楽しみに子育てを一緒に頑張っていきましょう。

3月の目標

*一人ひとりの健康状態を把握し、快適に過ごせるようにする。
*安心できる環境の中で、進級への準備を行っていく。
*春の気配を感じながら、友達や様々な人と関りを持ち、一緒に遊ぶことを楽しむ。

ももぐみ【遊びを通して】

 子ども達からいろいろな言葉が出てくるようになり、保育者や友達と一緒に会話を楽しむ姿が見られるようになってきました。そして言葉が出てくるにつれ遊びにも変化がでてきています。「桃太郎」「三匹のこぶた」などの劇遊びを行った後は「おにだぞ~!」「おおかみだぞ~!」と追いかけっこのような遊びも始まり、言葉のやり取りを楽しむ姿もみられています。これからますます言葉が増えていきますが、人と人との関わりの中で言葉は育まれていきます。私たち大人の関わり方、言葉の選び方が大切になっていきます。コミュニケーションを図っていくためには、言葉は大切なツールになりますので、子ども達とふだんの会話を楽しんだり、絵本を一緒に読んだりしながら言葉の数を増やしていきたいと思っています。

3月の目標

*進級への期待を持ちながら、簡単な身の回りのことをしようとする。
*春の訪れを感じながら、保育者や友達と関わりながら様々な遊びを楽しむ。

すみれぐみ【頑張ったロードレース大会】

 ロードレース大会がありました。去年は走るのが精一杯だった子ども達ですが、今年は勝負にこだわりながら走る姿も見られました。最初は友達とのんびり走ったり、すぐにきついと言ったりしていましたが、少しずつ長い距離を走ることに慣れてきました。『1番になる!』と走り、負けると悔しくて涙ぐむ子もいました。当日は、『転んでも泣かずに走る』という目標をもち、他のクラスの友達や保育者の応援を受け、全員が最後まで走りきることができ達成感を感じることができていました。一年間戸外遊びなどを通して、脚力、持久力がつき一回り大きくな子ども達。体力面だけでなく精神面でも最後までやり通そう、頑張ろうとする気持も少しずつ育ってきているようです。

3月の目標

*進級することに期待をもち、身の回りのことを自分で行っていく。
*春の訪れを感じながら、戸外で体を動かして遊ぶことを楽しむ。

たんぽぽぐみ【お当番頑張っています!】

 「先生、今日のお当番誰?」「お当番早くしたいな~」と、お当番さんが大好きな子ども達。一年間を通し、当番活動としてクラスの人数報告を給食室に伝えに行く、給食のメニューを覚え友達の前で発表する、各グループに配布物を配ったり、お昼寝の準備や片付けしたりし、「お当番」というのが特別な感覚になっているようです。近頃は少しずつ責任感のようなものも出てきて、「お当番さんだから」と意気込む姿も見られてきました。保育者から「お当番さ~ん」と声をかけられると「待っていました」の表情で駆け寄ってくれます。まだまだ自分のことで精一杯の部分もありますが、当番活動を通し、友達のためにと活動する楽しさと喜びを味わえているようです。また、お当番に対して「ありがとう」の言葉も出てくるようになり、さらに子ども達のやる気へと繋がっています。

3月の目標

*室内外の気温差に留意し、衣服調整を行いながら健康に過ごせるようにする。
*進級に向け期待を膨らませながら、出来ることは自分で行い自信を持って行動しようとする。
*身近な春の自然に触れ、春の訪れを感じる。

ゆりぐみ【ブロッコリーの収穫】

 苗を植えてから、あっと言う間に成長したブロッコリー。葉っぱの色や大きさを観察しながらブロッコリーを探し、保育者や調理員と一緒に包丁を使って収穫していきました。「採れた!」と嬉しそうな子ども達。収穫した粒々のところは花の蕾ということや収穫し終わったブロッコリーを抜き根っこがたくさんあることに驚き、食べるところだけでなく、育つためには栄養を吸収する根っこが必要なことも知ることができました。収穫したブロッコリーはサラダとして給食にでて、「おかわりする!」と嬉しそうに食べていました。さくら組では、夏はトマトときゅうり、冬は大根と人参を栽培することをみんなで決め、今からとても楽しみにしている子ども達です。

3月の目標

*気温差や活動に応じた生活の仕方を知り、健康に過ごせるようにする。
*進級に期待を持ち、意欲的に行動する。
*身近な自然の変化に気づき、春の訪れに関心を持つ。

さくらぐみ【いつまでも友達】

 現在、お昼寝をしないで、その時間を戸外では鬼ごっこ・ゾンビごっこなど体を動かす遊びや貝殻や花を見つけてままごと遊びを、室内ではカードを使った文字遊びやおはじきを使った数遊びを友達と楽しんでいます。遊び疲れて夕方近くになると「眠い。」と言う子もいますが、遊んでいる時の子ども達の一人一人の表情は、生き生きし頼もしささえ感じられます。最近、子ども達の会話の中で、「○○ちゃんは△小学校だね。」等という言葉をよく耳にします。子ども達なりに少しずつお友達とのお別れが近づいていることを感じているようです。赤ちゃんの頃から共に育った友達。楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったことなどたくさんのことを一緒に経験してきた仲間。いつまでもよい友達でいてほしいと思います。そして、学校という今までより広い社会でも、一緒に笑い悲しみを分かちあえるような友達を作ってほしいと願っています。

3月の目標

*生活に必要な習慣や態度を身につけ、自信を持って生活する。
*たくさんの人との出会いに感謝しながら、充実した園生活を送る。
*感じたことや経験したことを文章や言葉で表現する。