保育について

園の広場

つぼみぐみ【おおきくな~れ つぼみっ子】 ~「いやいや期?」~

 自分で何でも「やりたい」という気持ちが生まれ、自己主張が少しずつ見られています。大人が手伝おうとすると「いや!」と連呼したり、思い通りならず「かんしゃく」を起こしたり大泣きしたり…お母さん方もちょっと困ってしまうかもしれませんが、「自我」が芽生えてきた証拠です。発達の節目としてとらえ大人の言葉かけや援助を配慮して上手に対処してあげましょう。
「いやいや」が発生!そんな時には…

1月の目標

*生活リズムを整え、寒い時期を健康に過ごせるようにする。
*伝承遊びを保育者や友達と一緒に楽しむ。

ももぐみ【お話、楽しいね!!】

 喃語を発していた子ども達が、いろいろな経験をする中で言葉を覚え、知っている言葉で保育者の問いかけに答えようとしたり、してほしいことを伝えたりするようするようになりました。また、保育者や友達の名前も口にするようになり、子ども同士で言葉に身振り、手ぶりも加えコミュニケーションをとりながら遊びを楽しんでいます。現在子ども達がつかっている一語文、二語文は、「犬」という一つの単語の中にも、「大きな犬がきた」「小さい犬が鳴いている」などのいろいろな意味あいがあるので、保育者がその時の状況をみて「大きな犬がきたね」と正しい言葉にして関わっています。今からさらに耳にした言葉をどんどん吸収していく子ども達なので、私たち大人が正しい言葉で話しかけていきましょう。

1月の目標

*感染症に留意し、手洗いを十分に行いながら健康に過ごせるようにする。
*友達と共感する喜びを感じながら、伝承遊びを楽しむ。

すみれぐみ【〇△□の形あそび】

 形の理解が少しずつ出来る様になってきた子ども達。「時計や電気は丸」「窓や棚は四角」など身近な物から、〇△□の形を探すのが上手になりました。形の組み合わせ遊びでは顔を三角・耳を丸で組み合わせてネズミを作ったり、三角と四角でお家を作ったりと様々な組み合わせを保育者の真似をしながら、想像し作る事を楽しみました。また、初めは閉じた丸を描けなかった子も上手に描ける様になり、最近は細い丸や大小の丸を組み合わせてウサギやタヌキ・アンパンマンなど考えて描ける様になってきています。生活の中でいろいろな形を知らせ、一緒に発見を楽しみながら発想が豊かになってほしいと思います。

1月の目標

*冬の保健衛生に留意し、生活リズムを整え、健康に過ごせるようにする。
*友達との関りの中で約束事を知ったり、簡単なルールのあるあそびやお正月遊びを保育者と一緒に楽しむ。

たんぽぽぐみ【なわとび楽しいな♬】

 「先生一緒に跳びたい!」「僕も!私も!」と、二人跳びを頑張っています。はじめの頃は両足跳びの着地にばらつきが見られたり一定のリズムに合わせて跳ぶことが難しい子どもたちでした。歌の時間に、リズムに合わせて跳んだり、保育者と両手をつなぎ、上に跳ぶことなど、繰り返し行っていくことでずいぶん跳べるようになりました。まだ、跳ぶことが難しい子もいますが、友達ができるようになってくると「自分もできるようになりたい」「やってみたい」と、意欲が湧いてきたり、「こうやって跳ぶんだよ」と、お友達同士で教えあい頑張っているところです。また、中には一人跳びに挑戦している子もいます。自分で回して跳ぶことはまだまだ難しいですが、お兄ちゃん、お姉ちゃんの跳ぶ姿に憧れを抱きながら真似してみたり、教えてもらったりと、いい刺激になっているようです。

1月の目標

*寒さに負けない体つくりをし、健康にすごせるようにする。
*ごっこ遊びや集団遊びを通して、友達との関りを深める。
*身近な自然に興味を持ちながら遊びを楽しむ。

ゆりぐみ【お外で遊ぶの大好き!】

 本格的な冬になり、戸外へ出るのは躊躇したくなる季節ですが、子ども達は「先生~お外に行かないの?」と毎日尋ねてくるほど戸外遊びが大好きです。寒くなり、体が固まるこの時期は、そのまま遊ぶと怪我へ繋がってしまう恐れがあるため、体操をし園庭を走って体を温めてから遊ぶようにしています。体を動かすと自然と体も温まり、いろいろな遊びが始まります。今、ゆり組では「氷鬼」が流行っています。鬼にタッチされたら、その場で固まらないといけませんが、仲間にタッチしてもらうとまた逃げることができます。
息をきらせながらも走り続ける子ども達のエネルギーにはただ驚くばかりです。
戸外でのびのびと体を動かすことは、丈夫な体つくりにもなりますので体調をみながら戸外遊びを楽しませていきたいと思います。

1月の目標

*冬の健康・安全に留意し、快適に過ごせるようにする。
*冬の自然事象に興味・関心を持ち、戸外でも寒さに負けずに元気に遊ぶ。
*日本ならではの行事や遊びに興味・関心を持ち楽しむ。

さくらぐみ【小学校のお兄さん・お姉さんからのプレゼント】

 今年はコロナ渦の為小学校との交流はできませんでしたが、先日西大村小学校一年生のお兄さん、お姉さんから自然物で作ったケン玉や的投げの手作りおもちゃと小学校の様子を紹介したポスターのプレゼントをいただきました。早速ポスターを広げてみたり、おもちゃで遊んで楽しみました。特にポスターは学校行事や、教科、教室の紹介等がかいてあり、初めての不思議がいっぱいな小学校について、一つひとつ紹介文を読み、「これ何?」「こんなことするの?」「楽しそう!早くしたい!」と期待に胸を膨らませる姿が見られました。小学校への期待が高まっていますので、さらに期待が膨らむよう話をしていきながら、小学校での流れ、約束なども少しずつ知らせていきたいと思います。

1月の目標

*冬の生活習慣が身に付き、健康に過ごす。
*冬の自然事象や伝承遊びに興味・関心を持つ。
*仲間意識を高めていきながら、友達と一つの目標に向かって頑張ろうとする。