保育について

園の広場

つぼみぐみ【歩くの大好き】

 クラスのほとんどの子が靴を履いて歩けるようになりました。散策を始めた当初は靴を履いての歩行を嫌がっていた子ども達でしたが、今では友達と一緒に手を繋いで歩く事を楽しんでいます。中には、散策の途中で通りかかった地域の方に手を振ったり、車が好きな子は車が通るたびに指差しをしたりして喜んでいます。歩き始めたばかりの子も保育者と一緒に手を繋ぎ、一人ひとりのペースで頑張って歩いています。疲れた時には座り込んだり、カートに乗ったりしながら散策をしています。これから少しずつ暖かくなってくるので、お歌をうたったりしながら楽しい雰囲気の中で散策を楽しんでいきたいと思います。

3月の目標

*一人ひとりの健康状態を把握し、快適に過ごせるようにする
*春の気配を感じながら、友達や様々な人との関わりを持ち、一緒に遊ぶことを楽しむ
*安心できる環境の中で、進級への準備などを行っていく

つぼみぐみ【パンツ気持ちいいね】

 少しずつパンツトレーニングを進めています。初めの頃は出ていることも気づかずに遊び続けていた子ども達でしたが、最近では失敗すると動きが止まったり、保育者に前の方を触って何か訴えるようしたりするようになりました。便器での成功もみられるようになり、出ると自分で立ち上がったり、「でたよ~」と伝えるような声を出す子もいます。保育者がトイレに誘うと自らトイレに向かったり、排泄後にはお気に入りのパンツをカバンの中から探そうとしたりする子もいて可愛いです。今後も成功を共感しながら成功を増やしていきたいと思います。

2月の目標

*一人ひとりの体調に留意し、寒い時期を元気に過ごせるようにする
*冬の自然に興味をもち、見たり触れたりして遊びを楽しむ

つぼみぐみ【いろいろな味をいただきます】

 食べることが大好きな子ども達。スプーンを使っての食事も少しずつ上手になっています。しかし、いろいろな物を食べることができるようになってきた反面、苦手な物もでてきたようです。味覚は、繰り返しいろいろな物を食べることで発達していきます。まだ、味覚の発達段階である子ども達にとって“好き、嫌い”と決めつけて、嫌がるものを与えないでいると、ずっと食べることができなくなってしまいます。現在、子ども達は苦手な物でもスープや好きな物と一緒にすることで食べることができています。無理強いはせずに一口でも食べることが出来た時は「すごいね!」「食べられたね。」と褒め、「食べてみようかな。」という気持ちに繋げられるようにしていきたいと思っています。

1月の目標

*生活リズムを整え、寒い時期を健康に過ごす
*伝承遊びを保育者や友達と一緒に楽しむ

つぼみぐみ【楽しく お手伝い】

 最近つぼみ組では、保育者の言葉や問いかけを理解し、行動に移せる子が増えてきました。遊んだ後にお片付けよ~ ここに いれてね」と言うとおもちゃを拾ってケースに入れたり、中には「○○ちゃんにハーイってしてね」と言うと、お友達を見分けてちゃんとその子に渡してくれる子もいます。ロッカーからカバンを出そうとしたり、枕を片付けようとしたり楽しみながら行っています。
このように言葉の理解と共に、簡単なお手伝いも少しずつできるようになっています。出来たら必ず「よくできたね」「ありがとう」等と声をかけることで自信につながります。お家でも、お手伝いを頼んでみませんか。

12月の目標

*感染症に留意し、一人ひとりの健康状態を把握しながら丈夫な体を作る
*冬の自然に親しみながら、保育者と一緒に季節の遊びや行事を楽しむ

つぼみぐみ【うんとこしょ、どっこいしょ】

  先月は、お芋の収穫をしました。土から顔をだしているお芋に声をだしたり指さしたりして喜ぶ子、保育者に芋をもらい芋の感触、重さを感じる子、芋より土の感触を楽しむ子と、初めての芋ほりの反応は様々でした。その後、砂場で水の入ったペットボトルをお芋に見立てて芋ほりごっこをしました。これには、芋畑に入るのも嫌がっていた子も喜んで参加でき、ペットボトルに繋がった縄を「うんとこしょ~、どっこいしょ!」と一生懸命引っ張る姿が見られました。『引く』という動きは生活の中ではなかなか行わないので最初は戸惑いもありましたが、保育者と一緒に行うことで少しずつやり方がわかってきたようです。今後も楽しい遊びや体験ができる環境をつくっていきたいと思います。

11月の目標

*一人ひとりの様子を見ながら薄着を心がけ、健康で快適に過ごせるようにする
*秋の自然に触れながら、戸外で体を動かしたり、葉っぱや木の実に興味をもって遊ぶ

つぼみぐみ【♪あるこう あるこう♪】

 運動会を終え、子ども達は段差や坂をいろいろな方法で登ったり降りたり、曲に合わせて身体をゆらしたり等、活発に体を動かす姿が見られるようになりました。また、つかまり立ち・伝い歩きを楽しめるようになった子も増え、歩行が安定した子から靴を履いて園庭での探索活動を楽しんでいます。そして、園庭では大きい子が親しみを持って近づいてきて、手を引いたり一緒に遊んだりしてくれます。このような関わりをもつことで、行動範囲が広がり自然といろいろな遊びにも興味を持つことができます。気候がいいこの時期、ご家庭でも親子で探索に出かけられてみませんか。車の移動ではできないドキドキワクワクがあるかもしれません。

10月の目標

*気温の変化に留意しながら、一人ひとりの体調を整え、健康に過ごせるようにしていく。
*戸外に出て、体を動かしたり探索活動をしたりして楽しんでいく。

つぼみぐみ【食べるの大好き】

 食べることが大好きな子ども達。挨拶前の「手を合わせましょう」のかけ声に笑顔パチンと合わせる姿は、とてもかわいいです。給食を配ると、高月齢児は片手にスプーンを持ち、もう片方の手で手づかみながらも自分で食べることができています。スプーンで食べることはまだ難しいですが、一緒にすくいながら少しずつスプーンでの食事を促していきたいです。低月齢児も、摘まみやすいものを目の前に置くと自ら手を伸ばして掴んで食べるようになってきました。自分で食べたり、飲んだりすることに喜びを感じるようになってきていますので、ご家庭でも片づけが大変かと思いますが、お子様と楽しい食事時間をつくっていただければと思います。

9月の目標

*気温の変化に留意しながら、ひとりひとりの体調を整え、健康に過ごせるようにしていく
*戸外に出て、体を動かしたり探索活動を楽しんでいく

つぼみぐみ【0歳児の着脱について】

 0歳児は、まだ自分で服を着たり脱いだりすることが出来ませんが、2~3歳になると自分で出来るようになってきます。0歳児だから「できない」ではなく援助する時に「手をとおすよ」「足がでるよ」などと、今何をしているか伝え、子ども自身が意識できるようにしています。声をかけることで、子どもが自ら足を上げようとしたり、手をあげようとする大人の動きに協力したりする姿が見られるようになります。これが着脱の一歩となりますので、ご家庭でも声掛けを大切にされて下さい。着用する服も繋ぎではなく上下離れたものが好ましくなってきます。成長に合わせた洋服を選びましょう。

8月の目標

*暑さによる体調の変化に留意し、水分補給や休息を十分にとりながら、快適に過ごせるようにする
*保育士と一緒に夏の自然に触れたり、一人ひとりに合わせたダイナミックな遊びを楽しむ

つぼみぐみ【楽しかった梅雨の遊び】

 先月は、梅雨にちなみ、雨の日の園庭散策をしたり、カエルやカタツムリになって遊んだり、カエルの手作り玩具(パッチンカエル、ゲコゲコカエル)遊びでは、手に取り興味を示す子、玩具からでる音を嫌がる子と様々な反応が見られました。また、ホワイトボードに磁石で作ったカエル・カタツムリ、雨粒等を付けると低月齢の子でも掴んで引っ張って取ることができました。まだ、手のひら全体で掴む子が多いですが、月齢が高くなると指を使ってとるようになります。このように遊びの中でできるようになった手指の動きは、スプーンを持ったりズボンやパンツを引き上げたりする動作にも繋がっていくので、今後も季節にあった遊びをいろいろ楽しんでいきたいです。

7月の目標

*健康・安全・保健衛生に注意しながら一人ひとりの健康状態に合わせ、暑い夏を快適に過ごせるようにする
*保育者と一緒に遊ぶ中で、少しずつ水や砂などの感触に触れて夏の遊びを楽しむ。

つぼみぐみ【お歌、大好き】

 少しずつ落ち着いて生活ができるようになって、歌にも興味をもつようになりました。「むすんでひらいて」や「てをたたきましょう」の歌が好きで、保育者を真似て手をたたく姿がみられます。低月齢児もピアノの音や保育者の歌声を聞いたり、手足を動かして喜んでいます。子ども達は、歌や人の声、生活の中の音、自然の音など様々な音の刺激を敏感に感じ取っています。月齢で音に対しての反応は違いますが、微笑んだり、体を動かしたり、「あ~う~」と声をだして楽しさ、心地よさを表現しています。これからも身近な歌に親しんだり、優しい語り掛けを大切にしていきたいです。

6月の目標

*体調の変化や清潔に気を配り、梅雨期を心地よく過ごせるようにする
*梅雨期の自然に触れながら遊び、晴れ間には外に出て身体を動かすことを楽しむ

つぼみぐみ【ハイハイ・つかまり立ち】

 入園して一か月が過ぎ、ハイハイでの探索活動を楽しんだり、マラカスや風船など自分の好きな玩具を見つけるとハイハイで近づき笑顔で遊んでいます。高月齢児の中には、柵につかまり立ちをしてパッチンボードを引っ張ってパッチン、パッチンとなる音を楽しむ子もいます。まだハイハイができない子は、マットの上で腹ばいにすると落ち着くのか、名前を呼んだり、マラカスやアンパンマンの人形などを顔の前に近づけると嬉しそうに可愛い笑顔を見せてくれます。腹ばいで機嫌よく過ごせる時間が長くなると、近くの玩具に手を伸ばそうとするようにもなってきました。一人ひとりの興味ある玩具で誘いながら、ずり這いからハイハイへと繋げていきたいです。

5月の目標

*疲れが出やすい時期なので、一人ひとりの生活リズムを大切にし、機嫌よく過ごせるようにする
*室内・戸外での探索活動を楽しんだり、保育者と触れ合い遊びをしたりして体を動かして遊ぶ

つぼみぐみ【信頼・安心感のある環境】

 0歳児は、身体的な成長はもちろんのこと、いろいろな成長が著しい時期で、月齢や成育歴などで個人差があります。生理的な欲求を十分に満たし、安心して過ごせる環境の中で一人ひとりの関りを大切にして保育者との信頼関係を築きながら、いろいろな経験ができるように関わっていきたいと思います。子ども達が何を感じ、願っているのか心の動きをくみ取り受け止めてあげたいと思います。子ども達が何かをじーっと見ている時、何度も同じ動作を繰り返して楽しんでいる時など、子どもの気持ちに寄り添い満足や充実感を感じられるように関わっていきたいです。一年間、ご家庭の方と一緒に、お子様の成長を温かく見守っていきたいと思っています。

4月の目標

*園の環境に慣れ、一人一人のリズムで安心して過ごせるようにする。
*保育者と一緒に、好きな遊びやふれあい遊びを楽しむ。