保育について

園の広場

つぼみぐみ【マーク遊びでお片付け】

 自分達のマークに親しみが持てるよう、お面を作ったり、カードを使って絵合わせ遊びを楽しみました。高月齢児は自分のマークに興味を持ち、カバンや上着を自分のマークが貼ってあるロッカーを探して直そうとしたり、靴も自分のマークの付いたところに直せるようになってきています。
また、登園すると部屋の入り口からロッカーの場所まで「よいしょ!」とカバンを持ってこれるようになってきました。低月齢児は、まだカバンを運ぶのが難しいので、お友達がお手伝いしてくれます。引っ張る、押すなどの動きが楽しい時なので、お手伝いも遊びの一つになっているようです。楽しく遊びながら、簡単な身の回りのことができるように関わっていきたいです。

1月の目標

*生活リズムを整え、寒い時期を健康に過ごす
*伝承遊びを保育者や友達と一緒に楽しむ

ももぐみ【楽しかった郵便屋さんごっこ】

 先月は郵便屋さんごっこを楽しみました。年賀状つくりでは「蛇さん作るよ」と言うと「へびさ~ん」「にょろにょろ~」とシールを貼ったり、タンポを使ってスタンプをして製作を楽しみました。完成した年賀状は、自分達でポストへ嬉しそうに投函していました。その後、バックを持って郵便屋さんごっこを行いました。年賀状をバックから取り出し、友達や保育者に届ける子ども達。年賀状を渡したり、もらう時には頭を下げて「どうぞ」「ありがとう」の言葉のやり取りをする姿が、とても微笑ましかったです。この一年、語彙数が増え、簡単なやり取りも楽しめるようになった子ども達。これからも様々な経験・体験を通して言葉のやり取りを楽しめるようにしていきたいと思います。

1月の目標

*感染症に留意し、手洗いを十分におこないながら健康に過ごせるようにする
*友達と共感する喜びを感じながら、伝承遊びを楽しむ

すみれぐみ【魔法の言葉】

 今までは、登園すると笑顔で入ってくるだけだった子ども達。しかし、保育者が毎日「おはよう」と、挨拶をすると子ども達からも元気な声で「おはようございます」の言葉が聞かれるようになったり、「○○ちゃん、おはよう」などと子ども同士のやりとりも見られるようになってきました。また、生活の中で「いただきます」「ありがとう」などの挨拶も覚えています。しかし、友達とのやり取りの中で、ちょっとしたトラブルになり悪いことをしたとわかっていても「ごめんね」の言葉がなかなか言えない子がいます。相手の気持ちなどを知らせながら言葉にできるようにかかわっています。挨拶は人と人を繋ぐ大切な言葉です。大人が手本となりながら、生活の中で必要な挨拶や言葉を自然と使えるように関わっていきたいです。

1月の目標

*冬の保健衛生に留意し、生活リズムを整え健康に過ごせるようにする
*友達との関りの中で、約束事を知ったり、簡単なルールのあるあそびやお正月遊びを楽しむ

たんぽぽぐみ【頑張ったよ、発表会】

 発表会では、人前で緊張したりテンションが上がる子などがいましたが、一人一人が日頃の成果を発揮して頑張ることができました。みんな、練習の時から意欲的で、自由遊びの時も「先生、歌ながして!」と保育者にリクエストして踊ったり、違うグループの踊りも興味津々で見たり、一緒に踊ったりと楽しんでいました。今回挑戦したカスタネット奏では、一拍打ちを主に行っていきましたが、リズムが少し違うだけでも子ども達にとっては難しく感じるようで、初めはなかなか揃わず苦戦しましたが、練習を行う中で待つところ、鳴らすところもリズムに合わせて知らせることで少しずつ揃うようになりました。これからも、普段の遊びの中にリズム遊びを取り入れ、いろいろなリズムを楽器で鳴らして楽しんでいきたいと思います。

1月の目標

*寒さに負けない体つくりをし、健康に過ごせるようにする
*ごっこ遊びや集団遊びを通して、友達との関りを深める
*身近な冬の自然に興味を持ちながら遊びを楽しむ

ゆりぐみ【ルールのある遊び】

 最近、ゆり組では遊具で遊ぶだけではなく、友達や保育者と一緒にルールのある遊びを楽しんでいます。ケイドロやます鬼、増やし鬼などいろいろな遊びを「一緒に遊ぼう」と保育者や友達を誘って元気いっぱい走り回っています。鬼遊びでは、どうやったら捕まえることができるか作戦を考えながら友達と協力して捕まえている姿も見受けられるようになりました。しかし、遊ぶ中で「○○ちゃんがぶつかってきてこけた」などのトラブルもよく起きるので「どうしたらぶつからないかな?」等と当人同士だけではなく、みんなで考える時間をつくっています。保育者が全てを決めてしまうのではなく、上手くいってもいかなくても、子ども達の意見を尊重して遊びに取り入れながら関わっているところです。

1月の目標

*冬の健康・安全に留意し、健康に過ごせるようにする
*冬の自然現象に興味・関心を持ち、戸外でも寒さに負けずに元気に遊ぶ
*日本ならではの行事や遊びに興味・関心を持ち楽しむ

さくらぐみ【大根と人参の収穫】

 もりもり農園で大根と黒田五寸人参を育てました。大根は大きく育つように二つの苗のうち丈夫な苗を残して「まびき」を行いました。どうして抜かないといけないのか最初は不思議そうにしていましたが、残した苗を大きくするためだと分かると、手を合わせて「大きくなりますように」とお願いしていました。そのかいあってか収穫期になり力をいれてぬくと大きな大根と人参がでてきました。いろいろな形があって、友達と「○○みたいだね」と言い合い喜んでいました。次の日の給食の味噌汁に大根が入っており、嬉しそうに食べていた子ども達。育てる→収穫する→食べるという過程から食べ物の大切さを学ぶことができ、きれいに食べようとする意識も出てきました。これからも、食の大切さを知らせていきたいです。

1月の目標

*冬の生活習慣が身につき、健康に過ごす
*冬の自然現象や伝承遊びに興味・関心をもつ
*仲間意識を高めていきながら、友達と一つの目標に向かって頑張ろうとする

つぼみぐみ【まねっこ だいすき!】

 いろいろな物に興味をもち、保育者の動きを模倣して楽しむようになってきました。お集まりの歌の時「どんぐりコロコロ♪」の曲で腕をグルグル回したり「大きなクリの木の下で♪」は、大きな木・中くらいの木・小さい木を真似して作ったりして楽しんでいます。中には保育者が歌うのを真似てして言葉にはなっていませんが歌っているかのように声を発している子もいます。春は何も話せなかった子ども達も少しずつ喃語を発するようになり、今では保育者が話すことも少しずつ理解し話したことに反応することも多くなりました。真似っこ遊びや歌遊びなどいろいろな遊びを楽しみながら発語につなげていきたいです。

12月の目標

*感染症に留意し、一人ひとりの健康状態を把握しながら丈夫な体をつくる
*冬の自然に親しみながら、保育者と一緒に季節の遊びや行事を楽しむ

ももぐみ【お友達と遊ぶのだーい好き!】

 お友達との関りも増え、先生やお友達の名前を呼んだり、一緒に遊ぶことを楽しむ姿が見られるようになりました。ブロックを一緒に高く積み、倒れてくると「キャー!!」と言って大笑いしたり、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てて皆でお世話をしたり・・・とお友達と関わって遊ぶことに楽しさを感じているようです。しかし、友達への興味が出てきた反面、玩具の取り合いや思うようにいかず手が出てしまったりすることも増えてきました。言葉でうまく伝えられないもどかしさを受け入れ、共感しつつ相手の気持ちを知らせたり「かして」「ありがとう」「かわって」などのやり取りを知らせたりしながら、今後も友達と一緒に遊ぶことを楽しめるように関わっていきたいです。

12月の目標

*風邪や感染症に留意し、環境を整えながら健康に過ごせるようにする
*保育者に見守られながら簡単な身の回りのことを自分で行おうとする
*様々な言葉を知らせてもらいながら、保育者や友達と簡単なやり取りを楽しむ

すみれぐみ【お医者さんごっこ楽しかったよ】

 お医者さんごっこすることを伝えると「やりたーい」と大喜びの声。自分がやりたいことができるように、各コーナーで遊べるようにしていたことで好きな所を見つけながら楽しく遊び始めました。「痛いところないですか?」「注射しますね」等と言いながら聴診器をあてたり、カットバンを貼ったりしながらお医者さんになりきる子やお布団に寝転んで、病気や怪我をした人になりきる子などお互いに言葉を交わしながら楽しむ姿が微笑ましかったです。中でも、保育者はどうやら大けがをしていたようで子ども達からカットバン攻めにあってしまいました。

12月の目標

*冬の健康な生活を知り、自分で行いながら元気に過ごす
*保育者や友達と見立て遊びをしたり、行事に参加することを楽しむ

たんぽぽぐみ【どんぐりみーっけ!】

 どんぐり拾いに出かけました。木の実や落ち葉など秋の自然は何でも子ども達にとっては宝物です。公園では、嬉しそうに大・中・小さまざまな大きさのどんぐりを拾って、あちこちから「どんぐりあったよ!」「大きいのみっけ!」と元気な声が聞かれました。お友達と見っせこして「○○ちゃんより△△の方がいっぱいだよ」とか、どんぐりを並べて「1.2.3・・」と数えて楽しむ姿が見られました。たんぽぽ組では、現在少しずつ量・大きさ・簡単な数に興味をもち始めてきています。3歳児にとっての数は、100まで唱えることより自分の年齢である3・4までをしっかり理解することです。生活や遊びの中で数に触れ、親しんでいきたいと思います。

12月の目標

*冬の衛生管理に留意し、一人ひとりが健康で快適に過ごせるようにする。
*冬の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*年末・年始の社会事象や冬の自然事象に興味を持つ。

ゆりぐみ【浦島太郎の劇遊び】

 お話を聞くのが大好きなゆり組さん。みんなで『浦島太郎』の劇に挑戦することにしました。まず歌に取り組みましたが、今回はよく知っている童謡曲を浦島太郎のお話の替え歌にしたものだったので、すぐに覚えて友達と楽しんで歌うことができました。そして、配役が決まるとセリフの練習。始めは、なかなか大きな声が出せませんでしたが、回を重ねると少しずつ自信がつき大きな声で言えるようになってきました。一人ひとりが自分の役やセリフに責任を持ち演じようと頑張ったり、劇中の踊り、背景などにもクラス全員で取り組み、クラス皆で作り上げる喜びや達成感を味わうことができました。この劇は、発表会で披露いたします。どうぞお楽しみください。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る

さくらぐみ【ハロウィンの大きなカボチャ】

 ハロウィンのとき玄関に飾ってあった顔つきの大きなカボチャ。子ども達は、時々カボチャの顔の表情が変わるのに気づき玄関ホールを通るたびに楽しんでいました。ハロウィンが終わり、改めて大きなカボチャを見ると「中身はどんな色なのかな?」「種があるのかな?」「種は何色?」等と子ども達から疑問の声が聞かれたので、切って中を確認することにしました。「中身はオレンジじゃない」「黄緑だよ」「大きいカボチャだから種も大きいかもよ」等と様々に想像しながら包丁を入れるカウントダウンをしました。「3・2・1」とカボチャがわれると大きな歓声と共に、「普通のカボチャと同じだ!」との声。今後も子ども達の素直な疑問を聞きながら、一緒に考えたり試したりしていきたいと思います。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける
*友達と一緒に一つの目標に向かって、協力して取り組む楽しさや達成感を味わう
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ