保育について

園の広場

つぼみぐみ【保育園楽しいよ!】

 泣いて保育者に抱かれることが多かった子ども達も少しずつ園生活に慣れ、保育者の元を離れて一人遊びができるようになってきました。低月齢児は腹ばいになり玩具に手を伸ばそうとしたり、高月齢児は歩行器を押して歩くことを楽しんでいます。他にも、お部屋ではボール遊びやマットの山を上り下りしたり、トンネルをハイハイでくぐったりして体を動かしています。また、戸外では心地よい風を感じながらカートでの散策や歩ける子は靴を履いて歩くことを保育者と一緒に楽しんでいます。0歳児は月齢で発達の差が大きいので、一人ひとりの成長にあった遊びを提供して楽しませていきたいと思います。

5月の目標

*疲れが出やすい時期なので、個々の生活リズムを大切にし、機嫌よく過ごせるようにする
*室内、戸外での探索活動を楽しんだり、保育者と触れあい遊びをしたりして体を動かして遊ぶ

ももぐみ【お歌・手遊びだーいすき♡】

 「お歌の時間だよ」と声をかけると嬉しそうに座り始める子ども達。春の歌では「チューリップ」「ちょうちょ」「このぼり」が好きで保育者の身振りを真似したり言葉にはなっていないけれど、声を出して歌ったりして歌の時間を楽しんでいます。また、手遊びでは「アンパンマン」が大好きで「大きいアンパンマン」の時は全身を使い、「小さいアンパンマン」の時は指で小さく表現したり、声色も大きいの小さいのと子ども達なりに表現したりしながら最後のポーズまできめてくれます。今後もいろいろな歌を歌ったり身体で表現しながら楽しんでいきたいと思います。

5月の目標

*保育者に不安や甘えなど受け止めてもらいながら生活リズムを整え、安心して過ごせるようにする
*春の自然に興味を持ち、見たり触れたりしながら遊びを楽しむ

すみれぐみ【チューリップかわいいな】

  すみれ組の部屋にチューリップの花が飾ってありました。玄関にも植えてあったので子ども達は興味津々!「〇〇色だね。かわいいね」と間近で観察する姿がとても可愛く、歌の時間は手の平で花の形を作って元気に歌っています。また、Aちゃんは花びらが散っているのを悲しそうに見ていて「チューリップこわれちゃった」と一言。「散る」という表現ができなくて「こわれちゃった」と表現したAちゃんですが、チューリップを思う優しい気持が保育者にも伝わり、子どもの感受性の豊かさに改めて驚いた瞬間でした。子どもの心からの言葉を大切に受け止め・共感しながらも正しい言葉での表現も知らせていきたいと思います。

5月の目標

*保育者の援助を受けたり仕方を知らせてもらいながら、身の回りのことを自分でしてみようとする
*春の自然を感じながら、保育者や友達と一緒に身体を動かして遊ぶ

たんぽぽぐみ【たんぽぽさんになったよ】

 子ども達は少しずつ新しい環境に慣れてきて、気の合うお友達と楽しく過ごしています。少しずつ友達の存在が大きくなってきて、友達との会話を楽しむ姿も見られるようになってきました。その反面、普段の生活の中での挨拶や返事などは、まだ恥ずかしいのか小さな声になってしまったり言えない子もいます。何かを頼むときは「おねがいします」、してもらったら「ありがとう」など一つひとつ知らせながら、場に応じた挨拶が自然と言えるようにしていきたいと思います。そのためにも、まず私たち大人から元気に明るい挨拶をしていきましょう。

5月の目標

*一人ひとりの欲求を十分に満たし、情緒の安定した生活ができるようにする
*保育者に知らせてもらいながら、身の回りのことをやってみようとする
*友達や保育者と好きな遊びを見つけて楽しむ

ゆりぐみ【春の草花や虫の観察】

 暖かくなり戸外でのびのびと遊ぶ子ども達。たんぽぽやシロツメクサを集めて遊ぶ子やダンゴムシやテントウムシを見つけて観察する姿など、春の自然にたくさん触れて楽しんでいます。虫眼鏡や図鑑をもって戸外へ出て「この花何て名前かな?」と調べたり、虫眼鏡を使ってダンゴムシの足の数をかぞえたりしながらいろいろな発見をすることができました。図鑑で同じ花を見つけて「カタバミって書いてある」と疑問に思ったことが解決した時や「ダンゴムシの足って10本ぐらいじゃない?」と予想し、正解の本数を知ったときは、とてもうれしい表情をしていました。これからもいろいろな自然に触れていきたいと思います。

5月の目標

*自分で出来ることに喜びを感じ、身の回りのことをしようとする
*春の自然に興味・関心を持ち、草花・虫などを見たり触れたりして楽しむ
*戸外で思いきり体を動かして気の合う友達や保育者と一緒に遊ぶ

さくらぐみ【お話聞かせて!!】

 進級してしばらくは、新しい保育者と目が合うドキツとした表情を見せることもありましたが、少しずつ慣れて自分から「先生、昨日ね…」と話をしたり、ブロックで作ったものを得意げに説明する等、子ども達はいろいろな表情を見せています。慣れてきたことによってトラブルも増えてきていますが、自分の気持ちを伝える、相手の気持ちを知れるよう促しながら仲立ちしています。トラブルの場面だけでなく、言葉での説明が難しく気持ちを飲み込んでしまう姿も見られているので、保育者が言葉を補ったり気持ちの代弁をしながら関わることも多いです。ご家庭でも子ども達の話を聞いたり、気持ちを尋ねたりしながら言葉で伝わる喜びに共感していただければと思います。

5月の目標

*生活の仕方がわかり、身の回りのことを積極的にしようとする
*戸外で自然に触れたり、十分に身体を動かして遊ぶことを楽しむ
*友達と一緒に目標に向かって頑張る