保育について

園の広場

つぼみぐみ【まねっこ だいすき!】

 いろいろな物に興味をもち、保育者の動きを模倣して楽しむようになってきました。お集まりの歌の時「どんぐりコロコロ♪」の曲で腕をグルグル回したり「大きなクリの木の下で♪」は、大きな木・中くらいの木・小さい木を真似して作ったりして楽しんでいます。中には保育者が歌うのを真似てして言葉にはなっていませんが歌っているかのように声を発している子もいます。春は何も話せなかった子ども達も少しずつ喃語を発するようになり、今では保育者が話すことも少しずつ理解し話したことに反応することも多くなりました。真似っこ遊びや歌遊びなどいろいろな遊びを楽しみながら発語につなげていきたいです。

12月の目標

*感染症に留意し、一人ひとりの健康状態を把握しながら丈夫な体をつくる
*冬の自然に親しみながら、保育者と一緒に季節の遊びや行事を楽しむ

ももぐみ【お友達と遊ぶのだーい好き!】

 お友達との関りも増え、先生やお友達の名前を呼んだり、一緒に遊ぶことを楽しむ姿が見られるようになりました。ブロックを一緒に高く積み、倒れてくると「キャー!!」と言って大笑いしたり、ぬいぐるみを赤ちゃんに見立てて皆でお世話をしたり・・・とお友達と関わって遊ぶことに楽しさを感じているようです。しかし、友達への興味が出てきた反面、玩具の取り合いや思うようにいかず手が出てしまったりすることも増えてきました。言葉でうまく伝えられないもどかしさを受け入れ、共感しつつ相手の気持ちを知らせたり「かして」「ありがとう」「かわって」などのやり取りを知らせたりしながら、今後も友達と一緒に遊ぶことを楽しめるように関わっていきたいです。

12月の目標

*風邪や感染症に留意し、環境を整えながら健康に過ごせるようにする
*保育者に見守られながら簡単な身の回りのことを自分で行おうとする
*様々な言葉を知らせてもらいながら、保育者や友達と簡単なやり取りを楽しむ

すみれぐみ【お医者さんごっこ楽しかったよ】

 お医者さんごっこすることを伝えると「やりたーい」と大喜びの声。自分がやりたいことができるように、各コーナーで遊べるようにしていたことで好きな所を見つけながら楽しく遊び始めました。「痛いところないですか?」「注射しますね」等と言いながら聴診器をあてたり、カットバンを貼ったりしながらお医者さんになりきる子やお布団に寝転んで、病気や怪我をした人になりきる子などお互いに言葉を交わしながら楽しむ姿が微笑ましかったです。中でも、保育者はどうやら大けがをしていたようで子ども達からカットバン攻めにあってしまいました。

12月の目標

*冬の健康な生活を知り、自分で行いながら元気に過ごす
*保育者や友達と見立て遊びをしたり、行事に参加することを楽しむ

たんぽぽぐみ【どんぐりみーっけ!】

 どんぐり拾いに出かけました。木の実や落ち葉など秋の自然は何でも子ども達にとっては宝物です。公園では、嬉しそうに大・中・小さまざまな大きさのどんぐりを拾って、あちこちから「どんぐりあったよ!」「大きいのみっけ!」と元気な声が聞かれました。お友達と見っせこして「○○ちゃんより△△の方がいっぱいだよ」とか、どんぐりを並べて「1.2.3・・」と数えて楽しむ姿が見られました。たんぽぽ組では、現在少しずつ量・大きさ・簡単な数に興味をもち始めてきています。3歳児にとっての数は、100まで唱えることより自分の年齢である3・4までをしっかり理解することです。生活や遊びの中で数に触れ、親しんでいきたいと思います。

12月の目標

*冬の衛生管理に留意し、一人ひとりが健康で快適に過ごせるようにする。
*冬の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*年末・年始の社会事象や冬の自然事象に興味を持つ。

ゆりぐみ【浦島太郎の劇遊び】

 お話を聞くのが大好きなゆり組さん。みんなで『浦島太郎』の劇に挑戦することにしました。まず歌に取り組みましたが、今回はよく知っている童謡曲を浦島太郎のお話の替え歌にしたものだったので、すぐに覚えて友達と楽しんで歌うことができました。そして、配役が決まるとセリフの練習。始めは、なかなか大きな声が出せませんでしたが、回を重ねると少しずつ自信がつき大きな声で言えるようになってきました。一人ひとりが自分の役やセリフに責任を持ち演じようと頑張ったり、劇中の踊り、背景などにもクラス全員で取り組み、クラス皆で作り上げる喜びや達成感を味わうことができました。この劇は、発表会で披露いたします。どうぞお楽しみください。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る

さくらぐみ【ハロウィンの大きなカボチャ】

 ハロウィンのとき玄関に飾ってあった顔つきの大きなカボチャ。子ども達は、時々カボチャの顔の表情が変わるのに気づき玄関ホールを通るたびに楽しんでいました。ハロウィンが終わり、改めて大きなカボチャを見ると「中身はどんな色なのかな?」「種があるのかな?」「種は何色?」等と子ども達から疑問の声が聞かれたので、切って中を確認することにしました。「中身はオレンジじゃない」「黄緑だよ」「大きいカボチャだから種も大きいかもよ」等と様々に想像しながら包丁を入れるカウントダウンをしました。「3・2・1」とカボチャがわれると大きな歓声と共に、「普通のカボチャと同じだ!」との声。今後も子ども達の素直な疑問を聞きながら、一緒に考えたり試したりしていきたいと思います。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける
*友達と一緒に一つの目標に向かって、協力して取り組む楽しさや達成感を味わう
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ