保育について

園の広場

ゆりぐみ【ルールのある遊び】

 最近、ゆり組では遊具で遊ぶだけではなく、友達や保育者と一緒にルールのある遊びを楽しんでいます。ケイドロやます鬼、増やし鬼などいろいろな遊びを「一緒に遊ぼう」と保育者や友達を誘って元気いっぱい走り回っています。鬼遊びでは、どうやったら捕まえることができるか作戦を考えながら友達と協力して捕まえている姿も見受けられるようになりました。しかし、遊ぶ中で「○○ちゃんがぶつかってきてこけた」などのトラブルもよく起きるので「どうしたらぶつからないかな?」等と当人同士だけではなく、みんなで考える時間をつくっています。保育者が全てを決めてしまうのではなく、上手くいってもいかなくても、子ども達の意見を尊重して遊びに取り入れながら関わっているところです。

1月の目標

*冬の健康・安全に留意し、健康に過ごせるようにする
*冬の自然現象に興味・関心を持ち、戸外でも寒さに負けずに元気に遊ぶ
*日本ならではの行事や遊びに興味・関心を持ち楽しむ

ゆりぐみ【浦島太郎の劇遊び】

 お話を聞くのが大好きなゆり組さん。みんなで『浦島太郎』の劇に挑戦することにしました。まず歌に取り組みましたが、今回はよく知っている童謡曲を浦島太郎のお話の替え歌にしたものだったので、すぐに覚えて友達と楽しんで歌うことができました。そして、配役が決まるとセリフの練習。始めは、なかなか大きな声が出せませんでしたが、回を重ねると少しずつ自信がつき大きな声で言えるようになってきました。一人ひとりが自分の役やセリフに責任を持ち演じようと頑張ったり、劇中の踊り、背景などにもクラス全員で取り組み、クラス皆で作り上げる喜びや達成感を味わうことができました。この劇は、発表会で披露いたします。どうぞお楽しみください。

12月の目標

*寒さや活動に応じて、室内環境や衣服調節などに配慮し、健康に過ごせるようにする
*自分の思いや考えを伝えあい、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ
*季節の変化に興味・関心を持ち、冬の訪れを知る

ゆりぐみ【初めての稲刈り】

 春に植えた苗が生長し立派な稲になっていて驚いていた子ども達。稲刈りの方法を保育者がして見せると興味津々でした。いざ稲刈りが始まると、稲をハサミで一度にたくさん切ろうとして、なかなか切ることができず「切れない!」と悪戦苦闘していました。「少しずつ切るといいよ」と知らせると、コツがわかり次々切っていました。また、保育者と一緒に鎌をもって刈ることにも挑戦し、一度にたくさん切れることに驚きと喜びを感じ、束になった稲を「見て!」と嬉しそうでした。その後、脱穀・精米を経験し、「米」になるまでの大変さを実感すことができたようです。いろいろな食育体験を通して食べ物を大切にする気持ちが育ってくれればと思います。

11月の目標

*気温の変化に気づき、衣服の調節や手洗い・うがいを行い健康に過ごせるようにする
*寒さに負けない体づくりをし、のびのびと体を動かして遊ぶことを楽しむ
*保育者や友達と共通の目的をもって、活動したり遊ぶことを楽しむ

ゆりぐみ【大切な命】

 やっと秋らしくなってきて、園庭にはトンボがたくさん飛んでいます。虫網や自分の帽子を使って、トンボを夢中になって追いかける子ども達でしたが、素早いトンボを捕まえることは難しかったようです。しかし、やっと捕まえたトンボは、一度にたくさんの子が触れてしまったことで体が折れて死んでしまいました。「あ~あ、○○君のせい」という子もいて、みんなで『命』について考えてみました。「もっと優しく触ればよかった」「死んだら生き返らない」など子どもたちなりに一生懸命考えていました。命の尊さなどまだ難しい話でしたが、命は一つしかない大事なものと考える良い機会となりました。

10月の目標

*気温の変化に応じて保健的で安全な環境をつくり、健康瀬快適に過ごせるようにする
*ルールのある遊びやごっこ遊びを楽しむ中で、友達に思いを伝え、繋がりを広げていく
*身近な秋の自然に触れたり、収穫を楽しんだりしながら季節の変化や自然現象に興味・関心をもつ

ゆりぐみ【色水遊び】

 先日色水遊びをしました。赤・黄・青・緑・白などの色水を準備すると「赤と黄色を混ぜる」「僕は赤と白」と好きな色を選んでは混ぜ合わせては友達と見せ合っこしていました。混ぜると色が変わることは、今までの経験からすでに知っていて、中には最初から紫を作るといって赤と青を混ぜる子もいました。でも、同じ赤と青を混ぜても分量によって、赤味がかった紫や青味がかった紫ができ「同じ色を混ぜたのに?」と不思議そうにしながらも自分たちで考えようとする姿が見られました。色の明暗については、少し難しかったようですが皆で比べながら明るい色と暗い色を区別していきました。「なぜ?」「どうして?」と思ったことを友達と一緒に調べながら興味・関心を高めていきたいと思います。

9月の目標

*夏の疲れや気温の変化による体調の崩れに留意し、健康に過ごせるようにする
*自分の気持ちや考えを伝えたり、相手の気持ちを知りながらルールのある遊びや集団遊びを楽しむ

ゆりぐみ【シャワーって気持ちいい~】

 沐浴をすると、汗でベタベタだった体もスッキリ!しかし、始めは沐浴後の始末がうまくできず、髪の毛が濡れたままで水が垂れていたり、背中が濡れているのに気づかずそのまま服を着ようとする子などが多く見られました。上から順番に拭いていくことや背中の拭き方などを知らせていくことで、少しずつ自分で気がけたり友達同士「濡れているよ」と声をかけあいながら拭くようになってきました。保育者の声掛けもまだ必要ですが、褒めながら対応していきたいと思います。また、着替えも自分でできますが、前後ろだったり、服がめくれていてもそのままの子がいるので、合わせて声をかけていきたいと思います。

8月の目標

*汗をかいたら衣服を着替えるなど、自分で気づき、身の回りの始末を丁寧に行おうとする。
*十分な水分補給、休息を摂っていく。
*水、泥などの身近な素材を使って、友達や保育者と一緒に夏ならではの遊びを楽しむ。

ゆりぐみ【田植え】

 田植えを行いました。お米ができるまでの話や植え方を知らせると田植えに興味を持っていた子ども達。いざ、田んぼに入るとヌルヌルの感触に驚く子もいましたが、慣れるとその感触を喜んでいました。三本指で苗を持ったり、濡れないようにお尻をあげて植えることはわかっていても、だんだんお尻が下がり濡らしてしまう子や苗を土の奥まで差し込むことが難しく浮いてしまう苗もありました。しかし、保育者に手伝ってもらいながら植え、ちょっとグネグネになったところもありましたが、無事田植えは終了しました。秋に成長した稲を収穫することを楽しみに、今後の生長する過程をみていきたいと思います。

7月の目標

*夏季の健康・衛生に留意し、快適に過ごせるようにする
*夏ならではの全身を使った遊びを保育者や友達と楽しむ
*身近な動植物や夏の自然現象に触れ、興味・関心を持つ

ゆりぐみ【歯磨き上手かな?】

 先日、ご家庭でしていただいたプラークテスターはいかがでしたか?クラス全体の結果は、唇が被る犬歯付近や歯と歯の間に磨き残しが多かったようです。園では現在、自分で食事が終わった子から順番に歯磨き、フッ化物洗口を行っています。洗面所の前にある鏡を見て磨く子もいますが、歯ブラシは手に持ったまま友達とおしゃべりに夢中の子も多いです。機会をとらえながら、歯磨きの大切さを知らせたり、実際に歯の模型など使いながら歯ブラシの当て方や磨き方を確認したりしています。今月は、歯の衛生週間もありますので、ご家庭でも『歯』について話をしたり、親子一緒に歯磨きタイムをつくってみてはいかがですか。

6月の目標

*梅雨期の健康、安全面に気を配りながら、心地よい生活ができるようにする
*生活の仕方がわかり、身支度や片付けなどに自ら取り組む
*梅雨期の身近な自然現象、生き物に興味・関心を持ち、観察したり触れたりして、それらの面白さ、不思議さに気づいていく

ゆりぐみ【英会話】

 ゆり組になって、月2回楽しい英会話があります。4月の英会話では、まず自分の名前を言ってみましたが、初めての英語や先生に戸惑いがあり小さい声になったり、ぎこちなさや緊張が見られました。しかし、一緒に歌ったり体を動かしていく中で、次第に笑顔がみられるようになり、楽しく笑う姿や先生の発音を真似して言ってみようとするようになってきました。子どもたちにとって、英会話が楽しみになってきているようです。英語に慣れるには、まず聞く力がつかないと正しく発音することはできません。先生の発音をしっかりと聞いて真似することで英会話を楽しめるようにしていきたいです。

5月の目標

*自分でできることに喜びを感じ、身の回りのことをしようとする
*春の自然に興味・関心を持ち、草花・虫などを見たり、触れたりして遊ぶことを楽しむ
*戸外で思い切り体を動かして気の合う友達や保育者と一緒に遊ぶ

ゆりぐみ【年間目標 ~楽しいリズム遊び~ 】

 今年度は、一年間を通してリズム遊びを取り入れていきます。身近な歌、季節の歌などいろいろな歌に合わせて友達と触れ合ったり、まねっこ手拍子、またのびのびと身体で表現したりと楽しく遊びながら、リズム感を養い、縄遊びの一人跳びやまりつきなどにも繋げていきたいと思います。他にもいろいろな楽器に触れる機会をつくり、楽器を使ってのリズム遊びやクラスみんなで簡単な演奏にも挑戦し、友達と一緒に奏でる喜び等を味合わせていきたいと思います。また、年長児のマーチングへの憧れもあるので、基本的な動作やリズム打ちも遊びの中に取り入れながら楽しんでいきたいと思います。

4月の目標

*生活の仕方がわかり、身の回りのことを自分で行っていく。
*約束を守りながら、戸外で思いきり体を動かして友達や保育者と一緒にのびのびと遊ぶ。
*春の自然に興味・関心を持ち、植物や生き物を見たり、触れて遊ぶことを楽しむ。

ゆりぐみ【もうすぐさくら組】

 ゆり組での生活も残り1か月となりました。最近ではかっこいいさくら組さんになれるようにと、片づけやお話を聞く姿勢をきちんとできるように頑張っています。この間は、もうすぐ卒園するさくら組さんとの思いで作りとして一緒に三輪車やボール、遊具などでたくさん遊びました。お兄さん・お姉さん達は優しく、いろいろな遊び方も教えてくれて、とても楽しかったようです。「自分達もこんな優しいお兄さん・お姉さんになりたい」と憧れが膨らんだようで、戸外に出て小さい子がいると声をかけたり、手を繋いで遊んでやる姿も見受けられ嬉しく思っています。残りのゆり組での生活を優しくしてくれたさくら組さんへの感謝の気持ちと、年長児になる期待をもって過ごしたいと思います。

3月の目標

*気温差や活動に応じた仕方を知り、健康に過ごせるようにする。
*進級に期待を持ち、意欲的に行動する。
*身近な自然の変化に気づき、春の訪れに関心をもつ。

ゆりぐみ【伝承遊び】

 子ども達に伝承遊びとは何か尋ねると「何?」という反応でしたが、遊びをあげると「それ知っている!」と元気な答えが返ってきました。ゆり組では、お正月遊びの他に『なべなべそこぬけ』や『あんたがたどこさ』等を行い大盛り上がりでした。歌がある伝承遊びは、リズムは自然と体でとれるものの言葉が難しいものもあり何度か遊ぶことで覚えていました。伝承遊びは、友達とのコミュニケーション能力を育て、遊びにより運動(手指)能力、リズム感、思考力、聞く力など様々な能力を育むこともできます。子ども達から「またしたい!」という声があがる遊びもあり、今後もいろいろな伝承遊びを楽しんでいきたいです。

2月の目標

*健康に過ごせるよう、手洗い、うがい、うがいの調節をするなど冬の生活に必要な習慣を身につける
*友達と共通のイメージを持って遊びを進めたり工夫したりする楽しさを味わう
*雪や氷、霜柱等の自然事象に興味・関心をもつ