保育について

園の広場

つぼみぐみ【パンツ気持ちいいね】

 少しずつパンツトレーニングを進めています。初めの頃は出ていることも気づかずに遊び続けていた子ども達でしたが、最近では失敗すると動きが止まったり、保育者に前の方を触って何か訴えるようしたりするようになりました。便器での成功もみられるようになり、出ると自分で立ち上がったり、「でたよ~」と伝えるような声を出す子もいます。保育者がトイレに誘うと自らトイレに向かったり、排泄後にはお気に入りのパンツをカバンの中から探そうとしたりする子もいて可愛いです。今後も成功を共感しながら成功を増やしていきたいと思います。

2月の目標

*一人ひとりの体調に留意し、寒い時期を元気に過ごせるようにする
*冬の自然に興味をもち、見たり触れたりして遊びを楽しむ

ももぐみ【いろいろな気持ち】

 絵本や手遊びをしている時の子ども達の表情を見ていると、内容に合わせて笑ったり悲しそうな顔や困り顔をしています。簡単な絵本の内容ではありますが、以前はじっと見ているだけだったのが、その表情の豊かさに成長を感じています。日常の中でも、怪我をしている友達を見て「いたい?」と眉を下げて尋ねたり保育者と一緒に「じょうず!」と励ましたりする姿が見られ、気持ちの共感や表現ができているようです。これからも、子ども達の様々な表情を引き出していけるような関りをもち、一人ひとりの子ども達の気持ちに共感していきたいです。

2月の目標

*自分でしようとする意欲を大切にしながら、出来る事に喜びや自信をもてるようにする
*簡単な約束を知らせてもらいながら、身体を動かす遊びを楽しむ

すみれぐみ【お正月遊び・伝承遊び】

 かるた取り、凧あげ、風船羽子板、福笑い。そして、「書初め」ではなく「描き初め」。黒の絵の具一色で文字ではなく自分の顔を描いてみました。個性が出て、とても面白い作品になりました。伝承遊びは、「かごめかごめ」や「だるまさんがころんだ」を~ころんだ~ではなく“ねむった”“食べた”等にかえてそのポーズをすることにしたら大笑い。みんなで楽しい遊びになりました。走ることが大好きな子ども達なので、今後も寒い中ですが鬼ごっこやリレー遊び、縄遊び等でたくさん身体を動かして楽しみながら強い体をつくっていけるようにしたいと思います。

2月の目標

*簡単な身の回りのことを促されたり見守られたりする中で、自分で行い出来る喜びを感じる
*いろいろな遊びの中で、気持ちや自分の思いを表現したり友達や保育者と言葉のやり取りをしたりして楽しむ

たんぽぽぐみ【カルタあそび】

 先月は、カルタや凧揚げ、羽根つき等お正月遊びを楽しみ、特にカルタ遊びは大盛況でした。大型カルタを使うことで見やすく保育者が読み札を読み始めると、みんな絵札に集中し白熱した戦いがみられました。取り終わると絵札を並べて数え、友達同士で「僕〇枚」「私〇枚」と言いながら見せ合い、多く取れた子は喜び、とれなかった子は「次は」と意気込んでいました。数だけでは、まだ多少の理解は難しいですが、並べることで視覚的に多少を比較することできました。これからも遊びの中で、思考力だけでなく、語彙力や社会ルール、人との関わり方等たくさんのことを身につけていってほしいと思います。

2月の目標

*寒い時期の過ごし方を知らせ、安全で健康に過ごせるようにする
*冬の生活の仕方が身につき、自分でしようとする
*寒さに負けず体を動かして遊んだり、冬の自然を見たり触れたりして楽しむ

ゆりぐみ【伝承遊び】

 子ども達に伝承遊びとは何か尋ねると「何?」という反応でしたが、遊びをあげると「それ知っている!」と元気な答えが返ってきました。ゆり組では、お正月遊びの他に『なべなべそこぬけ』や『あんたがたどこさ』等を行い大盛り上がりでした。歌がある伝承遊びは、リズムは自然と体でとれるものの言葉が難しいものもあり何度か遊ぶことで覚えていました。伝承遊びは、友達とのコミュニケーション能力を育て、遊びにより運動(手指)能力、リズム感、思考力、聞く力など様々な能力を育むこともできます。子ども達から「またしたい!」という声があがる遊びもあり、今後もいろいろな伝承遊びを楽しんでいきたいです。

2月の目標

*健康に過ごせるよう、手洗い、うがい、うがいの調節をするなど冬の生活に必要な習慣を身につける
*友達と共通のイメージを持って遊びを進めたり工夫したりする楽しさを味わう
*雪や氷、霜柱等の自然事象に興味・関心をもつ

さくらぐみ【信号、標識、見れるかな?】

 子ども達から「ランドルセル買ったよ!」「学校まで歩いていったよ!」等という話を聞くようになりました。学校へ行くまでに、踏切や信号、標識などがあったり、危険な箇所もたくさんあります。保育園でも散歩に出かけた際、信号を見るように促したり、標識の意味を知らせたり、どこがどのように危ないのかを一緒に考えたりしていますが、まだ十分意識できていなかったり、気になるものがあると咄嗟に走ってしまったりと危険な行動も見られ、ヒヤッとする場面もあります。交通ルールを知り守ることは自分の命を守るためにとても大切なことです。就学に向けてご家庭でも一緒に歩く練習をしながら、どこが危険かを一緒に考えてみ下さい。

2月の目標

*冬の健康な過ごし方がわかり、自ら気をつけて生活しようとする
*一つの目的に向かって互いに協力したり、認め合ったりする中で仲間意識を深めていく
*身近な冬の自然事象に自ら関り、考えたり、調べたりしながら関心を高める