保育について

園の広場

つぼみぐみ【動くのたのしいね】

 子ども達は動き回るのが大好きです。テラスでの遊びも開放し、室内とテラスの間になめらかな段差をつくると、ずり這いで昇り降りしたり、お尻から滑り降りしたり、中には頑張って足を上げて越えたりして行き来を楽しんでいます。高月齢児は靴を履いて歩いたり、裸足で芝の感触を楽しんだりもしました。低月齢児は、お座りが安定してきたので周囲を見れることが嬉しくて笑顔が増えてきました。散歩では、ありやダンゴムシを見つけ喜んだり、驚いたりする姿が見られました。いつもと違う場所、開放感、風や日差しの心地よさを感じながら、いろいろな体験を一緒に楽しみながら好奇心の芽生えも育んでいきたいと思います。

6月の目標

*体調の変化や清潔に気を配り、梅雨期を心地よく過ごせるようにする。
*梅雨期の自然に触れながら遊び、晴れ間には戸外に出て身体を動かすことを楽しむ。

ももぐみ【むしさん、遊ぼう!】

 ダンゴムシやありを保育者の手のひらにのせて見せると、何だろうと恐る恐る手を出す子、嫌がる子、触ろうと手を伸ばしますが直前でさっと手をひっこめる子と反応は様々でした。でも、保育者がダンゴムシを指先でチョンと触ると丸まる様子には、ちょっとビックリしながらもみんな興味津々でした。その後、自分で色をつけた手作りお面をかぶって、ありやダンゴムシになって、マットを転がったり、這ったりして楽しく遊びました。これからも季節のいろいろな生き物に触れ、親しんでいきたいと思います。

6月の目標

*梅雨期の衛生面や感染症に気をつけながら、気持ちよく過ごせるようにする。
*梅雨期の自然や生き物に興味を持ちながら、様々な遊びを楽しむ。

すみれぐみ【お着替え頑張っています!】

 自分で頑張ろう!そういう気持ちがどんどん芽生えてきている元気いっぱいの子ども達。洋服の着脱もその一つです。服が半袖に変わり脱ぎ着しやすくなったこともあって、保育者が側について袖をひっぱって肘を抜くことを知らせると、反対側は自分で頑張ってしようとする姿が見られます。しかし、まだ上手くいかず戸惑うことも多いので、援助したり励ましたりして関わっています。出来たときはたくさん褒めてやると「自分でできた!」と、とても嬉しい表情を見せてくれます。小さな「できた」を意欲に繋げていきたいと思います。

6月の目標

*梅雨時期を健康・安全に配慮しながら、一人ひとりが快適に生活できるようにする。
*梅雨期の自然を見たり、触れたりして興味をもつ。

たんぽぽぐみ【むし探し】

 園庭で、よく虫探しをしている子ども達ですが、この日は、いつもと違い虫図鑑を下げ、虫眼鏡や虫かごを持って虫探しをし「探偵みたい!」と大喜びでした。いつも見ているありやダンゴムシも、虫眼鏡で観ると発見がたくさんありました。ダンゴムシには模様があること、「足の数はありは6本、ダンゴムシは、たくさんあるからわからない。でも、ありよりたくさんある。」等と言いながら夢中になって虫眼鏡をのぞいていました。図鑑は、まだ使いこなせませんが、保育者を真似て一緒のものを探してみようとする姿が可愛いかったです。これからもその時季にしか見られない自然や生き物に触れて興味を高めていきたいと思います。

6月の目標

*衛生的で安全な環境を作り、梅雨期を快適に過ごせるようにする。
*生活の仕方がわかり、身の回りの始末を自分でしようとする。
*梅雨期の自然を見たり、生き物に触れたりして興味・関心を持つ。

ゆりぐみ【初めての英会話】

 英会話の先生の元気な「good morning~!」から始まる英会話。恥ずかしくて戸惑う子もいましたが、歌や手遊びやダンスなど、常に体を楽しく動かす中で自然に笑顔になり、英語に触れてとても楽しそうな子ども達でした。英語の正しい発音や意味は分からないなりにも、先生の真似をして一生懸命発音していました。最近では英会話以外の時間でも、色を「RED」「YELLOW」と言ったり「B・I・N・G・O」の歌や「January、February…」の歌を口ずさんだり、ダンスをする姿も見られています。これからも楽しみながら英語に親しんでほしいと思います。

6月の目標

*梅雨期の健康・衛生面に気を配りながら、心地よい生活ができるようにする。
*生活の仕方がわかり、身支度や片付けなどを励ましや声掛けの中で自ら取り組む。
*梅雨期の身近な事前事象や生き物に興味・関心を持ち、観察したり触れたりそれらの面白さ、不思議さに気づいていく。

さくらぐみ【新幹線かっこいいな!】

 新幹線の試運転セレモニーに参加しました。「新幹線が見れるんだよ」と話を聞くと、目を輝かせて喜ぶ子ども達。オリジナルおむらんちゃん衣装や横断幕を作ると、さらに期待が膨らんでいました。当日は、人の多さに圧倒され、少し緊張の面持ちでしたが、駅のホームに入ると「どっちから来る?」「あれなに?」と興味津々。さらに新幹線が来ると興奮は最高潮で、ガラスにへばりつき大きさに驚いたり、「かっこいいー!」と車体に見とれる子、中には嬉しさにウルウルする子もいました。帰り道「お母さんにも見せたかったな。」「新幹線に乗って○○に行きたいな。」などと子ども達の夢は大きく広がっていました。

6月の目標

*梅雨期の過ごし方を知り、安全で衛生的な習慣を身につける。
*梅雨期の自然事象や動物に興味・関心を持って関わる。
*自分の考えや思いを出し合いながら遊び、友達や異年齢児との繋がりを広げる。