保育について

園の広場

つぼみぐみ【楽しくお手伝い】

 最近、保育者の言葉の問いかけを理解し、行動に移せる子が増えてきました。例えば「お片付けですよ。ここにないないしてね。」と言うとおもちゃを拾ってカゴに入れたり、「カバンを持ってきて」と言うと、ロッカーからカバンを持ってくることができたり、中には「○○ちゃんにハイしてきてね」と言うと、お友達を見分けてきちんとその子に渡してくれる子もいます。このように言葉の理解と共に簡単なお手伝いも少しずつできるようになってきました。できたら必ず「ありがとう」「よくできたね」等と褒めることで次の自信や意欲に繋がっています。ご家庭でも簡単なお手伝いを頼んでみて下さい。

12月の目標

*感染症に留意し、一人ひとりの健康状態を把握しながら丈夫な身体をつくる。
*冬の自然に親しみながら、保育者と一緒に季節の遊びや行事を楽しむ。

ももぐみ【秋の自然物で遊びました】

 先月は、どんぐりや落ち葉などを使って秋の遊びを楽しみました。落ち葉拾いのお散歩では、様々な種類の落ち葉を嬉しそうに拾い「はっぱ!」「もみじ?」などと言いながら、自分で作ったドングリバックに大事そうに入れていました。保育者が、落ち葉を見せながら色を知らせると、「あか」「ちゃいろ」と真似て言ったり、最近では、生活の中でも色と名称の一致はまだ難しいですが「あか」「きいろ」…と色に興味を持ち始めています。また、どんぐりや落ち葉を使ったままごと遊びでは、落ち葉を握りしめて「パリパリ」音や感触を楽しんだり、人形や保育者・友達にスプーンですくったどんぐりを「はい、どうぞ。」と口元に運んだりと人とのやりとりも楽しむことができました。秋の自然は子ども達にたくさんの実りをもたらしてくれたようです。

12月の目標

*風邪や感染症に留意し、環境を整えながら健康に過ごせるようにする。
*保育者に見守られながら簡単な身のまわりのことを自分で行おうとする。
*様々な言葉を知らせてもらいながら、保育者や友達と簡単なやり取りを楽しむ。

すみれぐみ【あつまれあつまれ】

 給食の時間、茶碗のあっちこっちにご飯粒がつき「せんせい、あつまれしてください。」「できん~。」と保育者に援助を求めることが多かった子ども達。ままごと遊びの時にいろいろな素材を使いながらスプーン・箸を使って集める経験ができる環境作りを行っていきました。特に箸に移行したばかりの子は、苦戦しているようです。しかし、日々の繰り返しで少しずつ「自分で」という意欲もでてきています。一人ひとりに応じて援助を行っていきながら「できた」という経験を自信に繋げていきたいです。最近では、保育者が上手に集められた子どもの茶碗をみんなに見せると、自分も!と競争心が湧き、「せんせい、見て!」ときれいになった茶碗を自信満々に見せてくれています。

12月の目標

*冬の健康な生活の仕方を知らせてもらいながら自分で行い健康に過ごす。
*保育者や友達と見立て遊びをしたり、行事に参加することを楽しむ。

たんぽぽぐみ【発表会がんばるよ!】

 発表会に向けて、ダンスや歌を頑張っています。今年は、クラス全員でカスタネット奏も行います。はじめは、どの指にゴムをつけるのか「わからない…」と言っていた子ども達ですが、練習を重ねるとカスタネットを配ると自ら指にはめたり、カタカタと音が鳴らないように、子ども達同士で声をかけあう姿も見られました。打ち方も、自分のテンポだったのが、曲に合わせたり友達と揃えて鳴らせるようになりました。また、パートに分かれて、打つところ休むところを理解し演奏することもできるようになってきました。「上手にできたね。」と褒めると「やったー!」と喜ぶ子ども達。これからも少しずつ友達と一緒に取り組むことの楽しさ・喜びを経験させていきたいと思います。

12月の目標

*冬の衛生管理に留意し、一人ひとりが健康で快適に過ごせるようにする。
*冬の生活の仕方を知り、身の回りのことを自分でしようとする。
*年末年始の行事や身近な自然の変化に興味をもつ。

ゆりぐみ【劇遊び】

 絵本の読み聞かせが大好きなゆり組の子ども達。「うらしまたろう」のお話は特に喜び、保育士が「劇ごっこしてみようか?」と提案すると、すぐに「する!」と決まりました。まず、役決めからしましたが、なりたい役が偏ってしまい困っていると…「私、かわってもいいよ。」と言ってくれる子、「○○ちゃん、一緒にしよう。」と声をかけてくれる子いて役が決まりました。役になって演じることは、普段は元気な子も恥ずかしがったり、自信がなかったりして声が小さくなってしまっていました。それでも、みんなで教えあったり、励まし合ったりしながら進めていくことで劇が完成し、友達と一緒に作り上げる喜び・達成感を味わうことができたゆり組の子ども達です。

12月の目標

*寒さや活動に応じて室内環境や衣服調節に配慮し、健康に過ごせるようにする。
*自分の思いや考えを伝え合い、共感しながら友達と一緒に表現することを楽しむ。
*風邪の冷たさなど、季節の変化に興味を持ち、冬の訪れを知る。

さくらぐみ【小学校のお兄さん・お姉さんと遊びました】

 先日、ドキドキ・ワクワクしながら西大村小学校へ行きました。小学校の授業について、一年生から発表があり、真剣な表情で話を聞いていた子ども達。手つくりの遊びのコーナーが設けてあり、まつぼっくり釣りや的あて、どんぐりの迷路などをペアになった小学生と一緒に回って楽しみました。最初は、緊張していた子も、すぐに打ち解け、「ぼくのお兄ちゃん。」などと後をついて行っていました。帰りのバスの中では、「早く小学校に行きたいな~」「めっちゃ楽しかった。」などと、口々に話をし期待に胸膨らませていました。交流会を通し、更に就学への気持ちが高まっているようです。

12月の目標

*病気の予防や衣服の調節など、冬の健康に必要な生活習慣を身につける。
*友達と共に一つの目標に向かって、協力したり取り組む楽しさや達成感を味わう。
*冬の身近な自然や社会事象に興味・関心をもつ。