保育について

園の広場

つぼみぐみ【ぐんぐんつぼみっこ ~絵本の読み聞かせ~】

 絵本の読み聞かせが大好きな子ども達。保育者が絵本を持って来ると、前に座り目を輝かせています。4月の頃は、あまり絵本に対する興味がありませんでしたが、いろいろな遊びの中で経験したことで、少しずつ絵本に対する興味がでてきています。動物がでてくると、はじめはイラストを見て指を指すだけだったのが、最近では動物の鳴き声を真似したり、語尾を真似てして言う子、「ワンワン、あった。」など一語文から二語文へと言葉の数も増えてきて、以前より一層絵本の読み聞かせを楽しめるようになってきています。絵本の読み聞かせは、幼児期だけの大切なものです。0~1歳児期は、子どもの反応を見ながらお母さん、お父さんの言葉で子ども達に語りかけて下さい。

3月の目標

*一人ひとりの健康状態を把握し、快適に過ごせるようにする。
*春の気配を感じながら、友達や様々な人との関わりをもち、一緒に遊ぶことを楽しむ。

ももぐみ【わんぱくサーキット】

 年間を通して、全身を使った遊びを楽しんできました。先月は、サーキット遊びで太鼓橋を渡ったり、はしごを四つん這いで渡ったりする遊びを行いました。個人差はありますが、みんな挑戦する意欲は十分で手足の協応性やバランス力がついてきたことを実感できました。跳び箱の4段によじ登ることは、穴に足をかけてスムーズに登る子、腕の力だけを使って必死で登る子などの違いも見ることができました。残り一ヵ月、引き続きチャレンジしたり、暖かくなるので戸外遊具で遊ぶ機会を増やしながら、丈夫な体作りに努めていきたいです。

3月の目標

*進級への期待をもちながら、簡単な身の回りのことをしようとする。
*春の訪れを感じながら、保育者や友達と関わりながら様々な遊びを楽しむ。

すみれぐみ【もうすぐたんぽぽ組】

 すみれ組での生活も残りわずかになりました。進級に向け昼寝やおやつの時間を2階で過ごしています。「先生、2階に行くと?」「やったー!」と期待いっぱいの子ども達。わくわくしながら、2階へと階段を昇りトイレへ。すみれ組で使っているスリッパよりも大きいことに気づき、「スリッパ大きいね。」「ドアがついている。」「お兄ちゃん、お姉ちゃんがいっぱいだね。」と一つひとつに目を輝かせ、喜び合っています。いつもとは違う2階の部屋にキョロキョロ周りを見渡し、「ここで手を洗うの?」「ここでおやつを食べると?」と保育者に聞き、声かけのもと自分で進んで行っています。進級に向けて期待を持たせていきながら、残り一ヵ月もお友達とたくさん遊んですみれ組での楽しい思い出をつくりたいです。

3月の目標

*進級することに期待をもち、身のまわりのことを自分で行っていく。
*春の訪れを感じながら、戸外で体を動かして遊ぶことを楽しむ。

たんぽぽぐみ【歌って♪踊って♪アブラハムの子】

 先日「アブラハムの子」の曲に合わせて体を動かして遊びました。体を動かす部位が少しずつ増えていく踊りに子ども達は大喜びで、最後は「難し~!」と言いながら、大笑いしていました。しかし、始める前に部位を尋ねると、手、足、頭、おしりなどの大まかな部位は分かりますが、右手、左手などと左右がはいると、「こっちかな?」と自信なさげです。左右の理解については、まだまだ難しい子が多いようです。「あっち」「こっち」ではなく「右」「左」という言葉で知らせていきたいと思います。また、部位についても「ひじ」「ひざ」が混同している子や「「つま先」「かかと」などの細かい部位の名称を知らない子もいますので、機会をとらえて知らせていきたいと思います。

3月の目標

*進級に期待をふくらませながら、出来ることは自分で行い、自信をもって生活しようとする。
*春の訪れを感じながら、いろいろな遊びの中で友達との関わりを楽しむ。

ゆりぐみ【縄跳び】

 ゆり組の一年間の取り組みとして「縄跳びの一人跳び」をあげていました。一人で跳ぶことができるようになった子は、年長児の影響を受けていろいろな跳び方に興味をもち、“後ろ跳び”“片足跳び”などに挑戦しています。縄跳び大会を終えて、興味を持っている今だからこそ、継続して縄遊びを楽しませていきたいと思っています。数名一人跳びが難しい子がいますが、頑張って取り組んでいます。周りの跳べる子に刺激されて、早く縄を回す、縄を見て高く跳ぶということを意識して、コツをつかむと回数がのびている子もいますので、進級前に目標10回以上を目標にとりくんでいきたいです。ご家庭でも、お休みの日にコミュニケーションの一つとして縄遊びを楽しまれてみて下さい。

3月の目標

*基本的な生活習慣を身につけ、進級への期待を持ちながら自信をもって生活する。
*友達との関わりを深めていきながら、自分の思いや考えを伝えたり、相手の気持ちを受け入れ集団で活動することを楽しむ。

さくらぐみ【チャイルドアート展を終えて】

 アート展では、個人での絵画製作やクラスみんなで行った協同製作など、子ども達の一年間の頑張りや成長を見て頂きありがとうございました。『ジャックと豆の木』では、大きな豆の木、雲の上の巨人などをみんなで協力して作りました。あまりに大きく、初めは全体像がわからなくて先の見えない作業にどうしたらよいかわからない子ども達でしたが、だんだんと形が見えてくると「ようし、完成させるぞ!」と意欲的に取りくんでいました。出来上がると大喜びで、初めて飾った様子を見たときは、自分たちで作った巨人に「わっ!びっくりした!」と驚いていた子ども達です。また、個人製作では、小人や家など細かい部分までこだわり、作ることが大好きになりました。一度何かを作り始めると、周りが見えなくなってしまうほどです。これからも、たくさんの作品を見たり、触れたりしながら、作り出す楽しさを味わっていってほしいです。

3月の目標

*新しい生活への期待や不安を受けとめ、充実した生活が送れるようにする。
*友達や異年齢児との関わりを楽しみ、工夫して遊んだり協力する楽しさを味わう。
*身近な自然や動植物に関心を持ち、春の訪れを感じる。